沼田ダム

北海道開発局が管理する多目的ダム。かんがい用水と上水道用水の確保を目的としている。
このダムの水は、下流の農耕地5,651.26haに供給される他、深川市・沼田町・秩父別町・北竜町の1市3町の水道水として使用されている。
堤体は、堤高44.9mのロックフィルダム。
このダムも北海道のダムの例にもれず、下流面は芝生で覆われ、まるでアースダムの様相をしている。
上流から見ると、丸石を使用した美しいロックフィルダムで、「強く、そして、優しい」イメージを抱かせる様相。
二つの表情を持ったダムと言ったところだろうか。
堤体左岸の部分はビオトープになっており、水生植物などが育てられているとのこと。
取材日は水位が低く、その様子が全く分からなかったが、逆に、ビオトープの地形を眺めることができた。
沼田ダムは比較的大きく、美しいダムなのだが天端は立入禁止。
ちょっともったいなく思うのは私だけだろうか。

左岸より堤体下流側を眺める。
緑の芝生が美しいロックフィルダム。
どうしてロックフィルダムはアースダムに、アースダムはロックフィルダムの様になろうと思うのだろうか。

左岸より堤体上流側を眺める。
こちら側は完全なロックフィルダム。
水位が低く、全くダム湖が見えない。
ダム湖右中央の凸部分から手前がビオトープらしい。

ビオトープの部分。

天端を眺める。
残念がら立入禁止。
余水吐はこの奥にある。

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