新堤ダム

伊豆諸島の八丈島にあるダム。
堤高17mのアースダムで、かんがい用水の確保を目的とし、63haの農耕地に水を供給している。
本来は「安川溜池」という名称らしいが、日本ダム協会のダム便覧に従い「新堤」と名称で掲載した。
天端は通り抜けできない林道へと続く道路になっており、車での通行が可能だが、ここを通る者は相当少ないと思われる。
堤体の下流面は木々が生い茂り、堤体の傾斜を覆い尽くしている。そのため、ダムには到底見えず、単なる池にしか思えないだろう。
取水設備は堤体の中央に設置された土管の様なものがそれだと思われるが定かではない。
八丈島にはダムは1基しかないので、このダムをゆっくり堪能すべきだが、20分もあれば余裕だろう。
島のその他の観光も十分配慮し、旅行行程を組んでいただきたい。

右岸に設置されている石碑。
八丈島のダムや溜池について書かれている。

天端を眺める。
舗装されていないが自動車での通行可能。

天端とダム湖を眺める。
しっかり確かめないと、これが天端だとは分からない。

左岸に設置されている自由越流式の余水吐。
なんとなく見える切れ目がそれ。

貯水池へと水を導く謎の施設。
単なる雨水のためなのか、どこからか導水されているものなのかは不明。

天端中央に設置されている取水設備。
尺八式というらしい。
単なる土管に見えた。

ダム湖の様子。

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水位

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