かんがい用水専用のアースダム。
海老敷林道の奥にひっそりと佇んでいる。
このダムまでの道はダートコースであるが、そんなに荒れていないので乗用車でも十分通行可能だ。
また、堤高16.7mとのことだが、もっと高いように感じる。
私が訪問した日は、水位がだいぶ低かったのでそう見えたのかもしれない。
右岸より堤体を眺める。
水が少ない。
堤高が16.7mとのことだが、もっと高いように感じる。
下流左岸側より堤体を眺める。
普通のアースダムだが、なぜか迫力を感じる。
天端を眺める。
天端は草で覆われていた。
天端よりダム湖を眺める。
水が極端に少ない。
天端より下流を眺める。
下流の河川は見えない。
右岸に設置されている取水設備。
どうやって使うのだろうか。
取水設備の奥にあった謎のトンネル。
もしかすると洪水吐のトンネルか?
謎は深まるばかり。
写真中央下に、少しだけ取水設備が見える。
この岩石を削って造られたのであろう。
スペック
ダム名 | 広田堰(ひろたぜき)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 海老敷川/平久里川水系 |
所在地 | 千葉県南房総市海老敷字広田 |
位置 | 北緯35度03分09秒 東経139度54分56秒 |
着工年/完成年 | /1928年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 16.7m |
堤頂長 | 57.0m |
堤体積 | 19,000立方m |
流域面積 | 0.8平方km |
湛水面積 | 4ha |
総貯水容量 | 304,000立方m |
有効貯水容量 | 304,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 三芳村国府第一土地改良区 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 |
アクセス
富津宇館山道路富浦ICより、国道127号線を館山方面へ走る。
3kmほど走ると、県道296号線の交差点にさしかかる。
この交差点を左折、県道296号線に入る。
標識は三芳方面と書かれている。
この交差点から2kmほど走ると、今度は県道88号線との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、県道88号線に入る。
そしてすぐ右折。
町役場と小学校の間の道に入る。
そのまま3kmほど走ると、小さな河川を渡る。
この河川と平行するように左折する道に入るのだが、ちょっと分かりづらいかもしれない。
トンネルまで行ってしまうと行き過ぎである。
うまくその小道に入ることができると、林道海老敷線の看板が現れる。
あとはそのまま進めばよい。
途中、道はダートに変わるが、そんなに荒れていないので心配しなくてよい。
1.5kmほど走ると左手に広田ダムがあらわれる。
天端付近が広くなっているので、ここに車をとめて見学するとよいだろう。
コメント