群馬県が建設を進めている多目的ダム。
堤高85.6mの重力式コンクリートダムで、洪水調節の他、上水道用水の確保を目的としている。
1984年に着手されたが、2015年現在、このダムの建設は凍結されている。
道端には、建設に関する遺物が残っているが、どれも朽ち果てており、見るも無残な姿になっていた。
道端に落ちていた常時満水位を示す看板。
枯葉が積もり無残に朽ち果てていた。
あまりにも惨かったので軽く清掃した。
こんな感じで道端に落ちていた。
右の木陰の部分に常時満水位の看板が。
車の位置より先はダム湖に沈む部分。
常時満水位の看板の場所よりダム湖になる方向を眺める。
常時満水位の看板の場所から数百メートル登った場所にあった、サーチャージ水位の看板。
こんな感じで朽ち果てていた。
ダムサイトとは関係ない所にある道路だが、通行止だった。
多分、原石山に通じる道。
工事中止という看板がさみしい。
スペック
ダム名 | 倉渕(くらぶち)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 鳥川/利根川水系 |
所在地 | 群馬県高崎市倉渕町川浦地先 |
位置 | 北緯36度27分06秒 東経138度42分04秒 |
着工年/完成年 | 1984年/ |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水 |
堤高 | 85.6m |
堤頂長 | 386.4m |
堤体積 | 564,000立方m |
流域面積 | 20.7平方km |
湛水面積 | 39ha |
総貯水容量 | 11,600,000立方m |
有効貯水容量 | 10,800,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 群馬県 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | EL 799.0m |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 796.8m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 780.2m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 | EL 748.8m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | 自由越流式 | W14.0m×H2.2m×6門 | |
常用洪水吐 | 自由越流式 | W2.8m×H2.8m×1門 | |
利水放流設備 | コーンスリーバルブ | Φ0.60m×1条 | |
利水放流設備 | コーンスリーバルブ | Φ0.25m×1条 |
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