「えっ、どこにダムがあるの?」と思わせるダム。
私も危なく見落とす所でした。
このダムを見ると、一般的なダムの観念を変えてしまう事でしょう。
自由越流式洪水吐の中央より左側を眺める。
満水で水が溢れている。
上と同じ場所より右側を眺める。
なが~い、洪水吐だ。
洪水吐中央部分と三島湖。
写真右下に放水路がある。
スペック
ダム名 | 三島(みしま)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 小糸川/小糸川水系 |
所在地 | 千葉県君津市梅の木名 |
位置 | 北緯35度13分14秒 東経140度01分38秒 |
着工年/完成年 | /1955年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 25.3m |
堤頂長 | 127.7m |
堤体積 | 98,000立方m |
流域面積 | 26.1平方km |
湛水面積 | 72ha |
総貯水容量 | 5,400,000立方m |
有効貯水容量 | 5,210,000立方m |
ダム湖名 | 三島湖(みしまこ) |
管理 | 小糸川沿岸土地改良区 |
本体施工者 | 白井建設・清水建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
館山自動車道姉崎袖ヶ浦ICからのアクセスがわかりやすいだろう。
ICを出て、県道24号線をひたすら南下し、鴨川方面へ向かう。
道は国道410号線に名を変えるが、かまわず道を突き進む。
22kmほど走ると、ちょっと複雑な道形態になる。
進路としては、そのまま国道410号線を突き進んで行きたいのだが、このまま道を直進すると、国道465線に入ってしまう。
そこで、案内標識に従い、一時国道を外れる小道に右折する。
その小道を少々走ると、道はすぐに国道410号線に合流する。
この国道410号線を、先程と同じように南下する。
6kmほど走ると国道465号線と分岐するが、かまわず国道410号線を直進する。
この分岐から500mほど走ると、三島ダムに向かう道が左手にあらわれる。
ここを左折。すぐに三島ダムがあらわれる。
ダムといっても、まったくもってダムに見えないので注意。
左手にダム管理事務所が見えるので、それを頼りに探すとよいだろう。
また、右手には広い駐車場があるので、ここに車を停めることができる。
なお、付近に高滝ダム・片倉ダム・亀山ダム・豊英ダムがあるので、こちらの見学もあわせてお勧めする。
コメント