木曽川を堰き止める、関西電力(株)所有の発電専用のダム。
日本ではじめて50mの堤高を越えたダムとして知られている。
土木学会の「土木構造物2000選 」に選定されているほどである。
クレスト部に並ぶラジアルゲートは、関西電力(株)らしく、全て黒色。
古い堤体の割には白さが眩しいコンクリートと、ブラックのゲートが対照的で美しい。
下流右岸より堤体を眺める。
古い堤体の割には、綺麗な色をしている。
減勢工は複雑なかたち。
クレスト部いっぱいにラジアルゲートが並ぶ。
関西電力(株)特有の黒色のゲートだ。
天端を眺める。
徒歩のみ通行可能。
発電所の取水口。
右岸に設置されている。
天端よりダム湖を眺める。
天端より下流を眺める。
あの橋からこのダムを見てみたい。
ブラックラジアルゲート。
スペック
ダム名 | 大井(おおい)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 木曾川/木曾川水系 |
所在地 | 岐阜県恵那市大井町字奥戸 |
位置 | 北緯35度28分53秒 東経137度23分47秒 |
着工年/完成年 | 1922年/1924年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 53.4m |
堤頂長 | 275.8m |
堤体積 | 153,000立方m |
流域面積 | 2,082.3平方km |
湛水面積 | 141ha |
総貯水容量 | 29,400,000立方m |
有効貯水容量 | 9,250,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 関西電力(株) |
本体施工者 | 大同電力 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 21門 | |
発電所使用水量 | 大井発電所 | 139.13m3/s | |
発電所使用水量 | 新大井発電所 | 85.00m3/s |
アクセス
中央自動車道恵那ICを出てすぐに左折。
高速のガードをくぐり、すぐに右折。
高速道路の隣を走る。
800mほど走ると、T字路にさしかかる。
ここを左折。700mほど走ると、道は右折しながら橋を渡るが、ここは直進。
阿木川と共に走る。
2.5kmほど走ると、木曽川を渡る。
この橋から右手を見ると、大井ダムが見える。
渡り終えたら右折すると、大井ダムに到着する。
駐車場があるので、こちらに車を停めて見学するとよいだろう。
コメント