かんがい用水専用のアースダム。
ダム湖は釣り客でにぎわっており、地元密着型のアースダムという雰囲気をかもし出している。
このダムの特徴は余水吐。
自由越流式の余水吐だが、鉄板の様なものでかさ上げしてあるのが珍しい。
下流より堤体を眺める。
堤体直下はバスの回転場所になっている。
堤体のアップ。芝目が美しい。
奥に見える黄色い歩道橋のようなものは、導流部にかかる橋。
左岸に設置されている取水塔。
堤体中央部には階段がある。
天端を眺める。
もちろん、舗装はされていない。
天端より下流を眺める。
ダム湖の様子。
ボートの釣り客でにぎわっていた。
右岸に設置されている自由越流式の洪水吐を眺める。
何か様子が変だ。
洪水吐がかさ上げされていた。
洪水吐からの導流部を眺める。
スペック
ダム名 | 伊自良溜池(いじらためいけ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 伊自良川/木曽川水系 |
所在地 | 岐阜県山県市長滝 |
位置 | 北緯35度33分45秒 東経136度42分11秒 |
着工年/完成年 | 1958年/1966年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 18.0m |
堤頂長 | 126.0m |
堤体積 | 72,000立方m |
流域面積 | 5.4平方km |
湛水面積 | 10ha |
総貯水容量 | 540,000立方m |
有効貯水容量 | 540,000立方m |
ダム湖名 | 伊自良湖(いじらこ) |
管理 | 岐阜県 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
東海北陸自動車道関ICより、国道248号線を岐阜市方面へ直進。
3kmほど走ると、国道156号線との交差点にさしかかるので、ここを右折、国道156号線に入る。
2.5kmほど走ると、小屋名という交差点にさしかかる。
ここを左折、県道79号線に入る。
あとはそのまま突き当たりまで直進。8kmほどの距離になるだろうか。
突き当たりを右折。そして、1.2km程度先にある、次の信号を左折。
県道79号線をなぞる。
山県市役所を右に眺め、5.5kmほど走る。
四日市という交差点を右折。
あとはそのまま直進するのみ。
6.76km走ると、右手に伊自良溜池ダムが見えてくる。
堤体直下に、バスの転回所があるので、この場所をお借りして駐車すると良いだろう。
ただし、バスの邪魔にならないよう注意して欲しい。
また、付近に上大須ダムがあるので、こちらの見学も合わせておすすめする。
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