いたって平凡なかんがい用水専用のアースダム。
どこが堤体かわからない造りだが、じっくり眺めると理解できる。
天端は国道353号線になっており、結構な交通量である。ダム湖は非常に小さく、こじんまりとしている。
草木ダムなどに立ち寄ったついでに見学するとよいだろう。
下流より堤体を眺める。
どこがダムだがわからないが、アースダム的にはまだましな方。
ダム湖側より堤体を眺める。
上流側はブロックで補強されていた。
右岸に設置されている自由越流式の洪水吐。
洪水吐のアップ。
洪水吐からの導流部。
ダム湖の様子。
小さなダム湖だった。
左手前に洪水吐が見える。
天端を眺める。
天端は国道353号線。
天端より下流を眺める。
下流にはキャンプ場があるらしいが、どこだかわからない。
スペック
ダム名 | 寺沢(てらざわ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 寺沢川/利根川水系 |
所在地 | 群馬県前橋市滝窪町上寺沢840他 |
位置 | 北緯36度27分37秒 東経139度08分06秒 |
着工年/完成年 | /1952年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 15.5m |
堤頂長 | 140.0m |
堤体積 | 80,000立方m |
流域面積 | 1.7平方km |
湛水面積 | 3ha |
総貯水容量 | 137,000立方m |
有効貯水容量 | 115,000立方m |
ダム湖名 | 寺沢沼(てらざわぬま) |
管理 | 寺沢貯水池増設土地改良事業 |
本体施工者 | 佐田建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
関越自動車道赤城ICより、県道70号線を富士見方面へ進む。
3kmほど進むと、県道70号線は国道353号線になるので、そのまま直進。
左手に赤城山を眺めながら、ひたすら約12km進むと、右手に道の駅大胡が見えてくる。
この道の駅の数百メートル先にある湖が寺沢ダムだ。
道の駅などに車を停め見学すとよいだろう。
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