塩尻市所有のかんがい用水専用アースダム。
堤体はひっそりとした雰囲気だが、ダム湖のまわりには温泉や、公園などの施設が点在し、観光名所的な雰囲気。
水芭蕉が群落している事で有名らしい。
オーソドックスなアースダムであるが、自由越流式の洪水吐は立派。

湖畔より堤体を眺める。
草が生えた、一般的なアースダムだ。

天端を眺める。
自動車で通行可能だが、狭い。

天端より下流を眺める。
右側に洪水吐からの導水路が見える。

天端よりダム湖を眺める。
取材日はひっそりとした雰囲気だったが、観光地として有名らしい。

かんがい用水の取水塔。
その左にちょっとだけ写っているのは自由越流式の余水吐。

天端より余水吐を眺める。
規模・ダム型式の割には立派だった。

満水で、余水吐より越流していた。

余水吐からの導流部。
スペック
| ダム名 | みどり湖(みどりこ)ダム |
| ダム型式 | アース |
| 河川名/水系名 | 田川/信濃川水系 |
| 所在地 | 長野県塩尻市塩尻 |
| 位置 | 北緯36度05分31秒 東経137度59分39秒 |
| 着工年/完成年 | /1948年 |
| 用途 | かんがい用水 |
| 堤高 | 22.0m |
| 堤頂長 | 96.0m |
| 堤体積 | 65,000立方m |
| 流域面積 | 4平方km |
| 湛水面積 | 6ha |
| 総貯水容量 | 223,000立方m |
| 有効貯水容量 | 223,000立方m |
| ダム湖名 | みどり湖(みどりこ) |
| 管理 | 塩尻市 |
| 本体施工者 | 塩尻市 |
水位
| 設計洪水位 | |
| 洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
| 平常時最高水位(常時満水位) | |
| 洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
| 最低水位 |
放流設備
| 用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
|---|---|---|---|
| 余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
長野自動車塩尻ICより、国道20号線を岡谷方面に向かう。
3.64kmほど走ると、田川浦鉱泉口へ向かう道が右手にあらわれる。
ここを右折。
あとは道なりに走り、突き当たりを右折すればみどり湖畔に出る。
駐車場は無いが、適当に車を停めて見学するとよいだろう。



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