沖縄県所有のかんがい用水専用ダム。
近年改修され、このような姿になっているらしい。
満川ダムは、堤高19.3mのアースダム。
下流側は、緑色の布のようなもので保護されている。
これは何なのか、ネットで調べてみたが見つからなかった。
想像するに、これは多分、土の流出を抑えるためのものだと思う。
沖縄の土は赤土で、雨により流出しやすい。
これを防ぐための処置だと考える。
余水吐は自由越流式。
堤体以外にも、余水吐や取水設備もリニューアルされた様子だった。
取水施設である斜樋も新しくなっていた。
沖縄本島にある小さなダム。
時間がある時にでも立ち寄ってみればいかがだろうか。
天端より堤体下流側を眺める。
緑色の布のようなもので保護されている堤体。
天端より堤体を見下ろす。
とてつもなく違和感がある。
下流の河川。
こちらも近年改修された模様。
左岸より堤体を眺める。
コンクリートで保護された堤体。
新しいのでまだ真っ白だ。
手前に自由越流式の洪水吐が見える。
堤体と洪水吐の間にある、なだらかに水中に埋まってゆくコンクリート部にはコンジットゲートと思われるものがある。
自由越流式の洪水吐のアップ。
満水だった。
洪水吐からの導流部。
コンクリートが白くて気持ちいい。
コンジットゲートと思われるものの操作部。
右岸には、かんがい用水用の斜樋がある。
斜樋のアップ。
棒の先に水門がついていて、ハンドルをまわすことによって開閉して水を流す。
その隣にあった斜樋。
もう使われなくなっている模様。
右岸より、洪水吐を眺める。
ダム湖の様子。
スペック
ダム名 | 満川(まんがわ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 真喜屋満川/真喜屋満川水系 |
所在地 | 沖縄県名護市真喜屋 |
位置 | 北緯26度37分33秒 東経128度02分41秒 |
着工年/完成年 | /1961年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 19.3m |
堤頂長 | 52.4m |
堤体積 | 42,000立方m |
流域面積 | 1平方km |
湛水面積 | 3ha |
総貯水容量 | 114,000立方m |
有効貯水容量 | 114,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 沖縄県 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
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