銚子市が所有する上水道用水専用のダム。
とても奇麗なアースダムで、見る者の心を安らがせる。
堤高は19.5mだが、裾にゆくにつれ傾斜が緩くなっている構造なので、あまり高くは見えない。
堤体は芝生に覆われ、美しく整備されている。傾斜の造りからして、子供たちに芝滑りをしてもらうことを望んでいるのだろうか。
近辺にはいくつもの風車が設置されていて、開放感ある場所となっている。
堤体にゴロンと寝そべると、成田空港を離発着した飛行機が間近に見える。
暖かく、よく晴れた日にぶらっと訪問してみたくなるダムだ。
下流左岸より堤体を眺める。
芝生が綺麗だ、、綺麗すぎる!
下流堤体中央より堤体を眺める。
手前の芝生も堤体、奥の陰になった部分も堤体である。
天端右岸側より下流を眺める。
綺麗だ・・・
右岸にある公園より堤体を眺める。
実に絵になるアースダムだ。
天端を眺める。
風車がある風景とよく似合う天端。
空を見上げると飛行機の姿が。
先ほどと同じような写真だが、綺麗だから多数掲載したくなる。
ダム湖側はこんな感じ。
コンクリートで補強している。
天端よりダム湖を眺める。
こちらにも風車がある。
左岸に設置されている取水塔。
銚子市民の飲み水を確保する。
ダム湖には鴨が多数生息していた。
左岸に設置されている自由越流式の洪水吐。
洪水吐からの導流部と思われるもの。
位置的におかしな場所にあるが、それらしいものはこれ以外に無かった。
ということで、もしかしたら間違えかもしれない。
上の写真の下流側。
直角に折れ曲がっている。
そのさらに下流。
スペック
ダム名 | 白石(しらいし)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 高田川/利根川水系 |
所在地 | 千葉県旭市 |
位置 | 北緯35度44分10秒 東経140度44分43秒 |
着工年/完成年 | 1954年/1958年 |
用途 | 上水道用水 |
堤高 | 19.5m |
堤頂長 | 100.5m |
堤体積 | 64,000立方m |
流域面積 | 13.2平方km |
湛水面積 | ha |
総貯水容量 | 800,000立方m |
有効貯水容量 | 800,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 銚子市 |
本体施工者 | 岡田土建 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
東関東自動車道潮来ICより、水郷道路を銚子方面に直進、料金所でお金を払う。
ただし、この料金所はETCが使えないので注意が必要だ。
そのまま直進すると、国道124号線になるので、かまわず直進。
15kmほど走ると、「利根かもめ大橋」の看板が見えてくる。
この通りに右折、料金を払い、利根かもめ大橋を渡る。
ただし、この料金所もETCが使えないので注意が必要だ。
また、1万円札も使えないので、なおさらの注意を要する。
利根川を渡り終え、すぐに左折。そしてすぐに右折する。
すぐに国道356号線との交差点にさしかかるので、ここを左折。
そして、100mほど進んだところを右折。
この道はとても細い道なので、見逃さないよう注意してほしい。
目印は、「猿田神社」の小さな看板である。
あとはそのまま道なりに進む。
2回、踏切にて線路を渡ると、右手に猿田駅が見えてくる。
猿田駅を過ぎると間もなく、道はY字路で二手に分かれる。ここは左折。
そのまま直進すると、防衛省の施設に突き当る。
防衛省の2本手前にある道を左折。
もう右手には白石ダム湖がある。
あとは、適当なところを右折すれば、白石ダムに到着する。
駐車場は無いが、堤体を渡りきったところが多少広くなっているので、こちらに車をとめて見学するとよいだろう。
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