かんがい用水専用のアースダム。
このダムの手前にもいくつかの堰があり、訪問時は間違えやすいので注意が必要だ。
堤体はいたってシンプルなアースダム。その割には取水塔は立派なものだった。
洪水吐は自由越流式の様だが、残念ながら見ることはできなかった。
下流正面より堤体を眺める。
堤体の左手に洪水吐からの導流部がある。
ややアングルを変えて。
犬走りが見受けられる。
左手の木の奥に導流部があるようだ。
天端を眺める。
自動車での通行可能だが、通行しても意味がない。
意外に立派な取水塔。
下流の田畑に水を供給する。
ダム湖を眺める。
ひっそりとしたダム湖だった。
右岸より堤体を眺める。
石碑があったが読めなかった。
スペック
ダム名 | 一の沢堰(いちのさわせき)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 一の沢/温石川水系 |
所在地 | 千葉県南房総市岩糸地先 |
位置 | 北緯35度03分02秒 東経139度58分28秒 |
着工年/完成年 | /1951年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 19.0m |
堤頂長 | 84.5m |
堤体積 | 55,000立方m |
流域面積 | 3.0平方km |
湛水面積 | 4ha |
総貯水容量 | 346,000立方m |
有効貯水容量 | 346,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 岩糸第一土地改良区 |
本体施工者 | ダム事業者直営 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 |
アクセス
付近に高速道路がないので、JR内房線、南三原駅からのアクセス方法を記載させてもらう。
駅より、国道128号線を館山方面へ進む。
すぐに線路を渡るので、次の交差点というか、大きな分岐を右折、国道128号線から離れる。
300mほど走ると、大きな道との交差点にさしかかるので、ここを右折。
この道はクネクネしているが、大きな道なりに沿って走ると、左前に小さな神社が見えてくる。
神社の手前、水田の中を走るような道を左折。
600mほどでT字路にさしかかる。ここを右折。
あとはそのまま、1.3kmほど進めばよい。
途中、道は二手に分かれるが、左を行けば天端、右を行けば堤体直下に辿り着ける。
堤体直下への道は、見た感じUターンできそうにないが、終点は広場になっているためUターンできる。
安心して進んで欲しい。
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