滝川ダム | ダムマニア

秋田県が所有するかんがい用水専用ダム。
外見からするに、堤体が草に覆われているのでアースダムだと思いきや、ロックフィルダム。
上流面は石が出ているので、なんとかロックフィルダムだと理解できるが、石の隙間からかなり草木が生い茂っており、ここまま放置するとアースダムに変身してしまいそう。

このダムは男鹿半島の中央に位置し、男鹿三山のひとつである毛無山を水源とする滝川に造られている。
この河川は、雨が降ると一気に海まで流れ、また、晴れると渇水になる小さな河川らしい。
この河川の水を利用するために滝川ダムが誕生した。

直下より堤体を眺める。
草の茂り方からするに、完全にアースダムに見える。

堤体上流面。
石が出ているのでロックフィルだとわかるが、かなり草が成長しており、だんだんとアースダムの外見に近づいている。
奥に、自由越流式の余水吐が見える。

結構草が生えてるでしょ？

余水吐のアップ。
釣り人が侵入していた。

天端より余水吐を眺める。

余水吐を違う角度で。
導流部の角度が結構急だ。

余水吐からの導流部。
導流壁にへばりついているツタがすごい。

導流壁と堤体。
手前の緑色の部分が導流壁ですよ。

天端より直下を眺める。
白い建物は水路のゲート操作室。

天端よりダム湖を眺める。
左の建物はインクライン。

ダム管理所。

スペック