飯山川山地改良区が管理するかんがい用水専用のアースダム。
堤高23.7mで、天端は一般道になっている。
通常、かんがい用水用のダムの管理者は、〇〇土地改良区という名前が多いが、このダムは山地改良区である点が珍しい。
取材日は満水で、勢いよく自由越流式の余水吐から放流していた。
右岸より堤体を眺める。
この写真だと、どこが堤体かわからないかもしれないが、ど真中に写っているのが堤体。
電柱の支保ワイヤーが堤体に埋め込まれているところが、ダムに見えない所以だろうか。
天端を眺める。
天端は生活道路となっている。
堤体上流面を眺める。
草ぼうぼう。
奥に、自由越流式の余水吐が見える。
余水吐から越流していた。
余水吐。
大きな木が引っ掛かっていた。
天端より直下を眺める。
結構急斜面だった。
直下をアップで。
下流河川が見えるような見えないような…。
かんがい用水取水用の斜樋。
家っぽかった。
なお、近隣に民家が立ち並んでいた。
天端よりダム湖を眺める。
小さなダム湖。
右側に余水吐。
ダム湖越しに堤体を眺める。
こう見るとダムっぽい。
スペック
ダム名 | 神子原(みこはら)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 飯山川/羽咋川水系 |
所在地 | 石川県羽咋市神子原町 |
位置 | 北緯36度52分57秒 東経136度51分07秒 |
着工年/完成年 | /1942年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 23.7m |
堤頂長 | 63.0m |
堤体積 | 25,000立方m |
流域面積 | 平方km |
湛水面積 | 3ha |
総貯水容量 | 478,000立方m |
有効貯水容量 | 375,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 飯山川山地改良区 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | ||
取水設備 | 斜樋 |
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