上流に巨大ダムをいくつも抱えている小森ダム。
発電の取水口としてのダムなので、ゲート群は少ない、というか無い。
天端全てから自由越流できるので、越流している時はきっと見応えがあるだろう。
天端全てが越流部となっている。
ぜひとも越流しているところを見てみたい。
堤体の左に発電用の取水口、堤体の右に河川維持用の放流部が見える。
左手前に見えるのは堤体。
奥に発電用水がトンネル内に流れ込むのが見える。
取水口のアップ。
ダム湖を眺める。
神秘的な緑色をした水だった。
スペック
ダム名 | 小森(こもり)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 利根川/利根川水系 |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町 |
位置 | 北緯36度48分16秒 東経139度01分01秒 |
着工年/完成年 | 1956年/1958年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 33.0m |
堤頂長 | 107.4m |
堤体積 | 32,000立方m |
流域面積 | 406平方km |
湛水面積 | 10ha |
総貯水容量 | 855,000立方m |
有効貯水容量 | 239,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 西松建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | EL559.6m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
関越自動車道水上より国道291号線を北上、湯檜曽駅手前を右折で県道63号線に入る。
時間に余裕があれば、そのまま国道を北上し、国道291号線の末端まで行ってみる価値はある。
目の前に広がる谷川山系が素晴らしい。是非ともお勧めしたいスポットだ。
またその途中にある、土合という駅に立ち寄ってもらいたい。
ここは長い階段がある駅で有名である。
しばらく行くと、矢木沢ダムや奈良俣ダムに通じる町道との分岐を迎える。
ここはそのまま、県道を直進、右方向に向けて走る。
その分岐から1kmほど走ると、落石避けのトンネルに入る。
そのトンネルを出てすぐ、右手に小森ダムが現れる。
特に大きな目印があるわけではないので、注意して走行して欲しい。
また、この先に藤原ダムや須田貝ダム等もあるので、これらのダム見学もあわせてお勧めする。
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