重力式コンクリートダムとフィルダムが組み合わさったコンバインダム。
重力式部分は越流堤になっており、余剰水はここから放流される。
このダムは電源開発が所有する発電専用ダムで、このダムから取水された水は約7km先の芽登第1発電所に送られ、最大27,400kWの電力を生み出している。
天端は残念ながら立入禁止、下流から眺めることもできない。
非常に山奥にあるダムだが、柵越しに右岸から眺めることしかできない事が悔やまれるダムである。

右岸より堤体を眺める。
芝生が綺麗なフィルダム部分。
その奥には重力式コンクリートの堤体がある。

フィル部のアップ。

天端は残念ながら立入禁止。
超山奥までせっかく来たのに残念。

柵越しに撮影。

ダム湖越しに重力式部分が見えた。
ダム湖の水は完全に抜かれていた。

ダム湖の様子。
通常はもっと水があるはず。
スペック
| ダム名 | 糠南(ぬかなん)ダム | 
| ダム型式 | 重力式コンクリート・フィル複合 | 
| 河川名/水系名 | ヌカナン川/十勝川水系 | 
| 所在地 | 北海道足寄郡足寄町芽登2981 | 
| 位置 | 北緯43度23分32秒 東経143度19分43秒 | 
| 着工年/完成年 | /1960年 | 
| 用途 | 発電 | 
| 堤高 | 18.6m | 
| 堤頂長 | 312.5m | 
| 堤体積 | 62,000立方m | 
| 流域面積 | 368.8平方km | 
| 湛水面積 | 19ha | 
| 総貯水容量 | 665,000立方m | 
| 有効貯水容量 | 510,000立方m | 
| ダム湖名 | |
| 管理 | 電源開発(株) | 
| 本体施工者 | 伊藤組土建 | 
水位
| 設計洪水位 | |
| 洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – | 
| 平常時最高水位(常時満水位) | |
| 洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – | 
| 最低水位 | 
放流設備
| 用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 | 
|---|---|---|---|
| 余水吐 | 自由越流式 | 1門 | |
| 発電所使用水量 | 芽登第1発電所 | 33.00m3/s | 



コメント