北海道が管理するかんがい用水専用ダム。
外見からは判断がつかないが、傾斜遮水ゾーン型のアースダムという変わった型式。
このダムから取水された水は、直下の当別町茂平沢地区に送水され、56haの田畑に供給されている。
なお、このダムの名前は茂平沢第二ダムであるが、当然ながら茂平沢第一ダム存在する。
しかしながら、第一は堤高15m未満なので堰扱い。
ちなみに、茂平沢第○ダムは、第三(堤高7.5m)まである。
下流直下より堤体を眺める。
直下には水田が広がっている。
ちょっと引いたアングルで。
右岸に余水吐からの導流部が見える。
導流部のアップ。
北海道のアースダムは、欄干に赤色が採用されていることが多い。
天端を眺める。
天端より直下を眺める。
このダムは、写真に写っている田畑に水を供給している。
堤体上流面を眺める。
コンクリートブロックで補強されている。
ダム湖側より余水吐を眺める。
自由越流式の余水吐。
余水吐からの導流部。
左岸に設置されている斜樋式の取水口。
ダム湖。
スペック
ダム名 | 茂平沢第二(もへいざわだいに)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 第二茂平沢川/石狩川水系 |
所在地 | 北海道石狩郡当別町茂平沢 |
位置 | 北緯43度16分13秒 東経141度33分20秒 |
着工年/完成年 | /1985年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 19.8m |
堤頂長 | 137.6m |
堤体積 | 60,000立方m |
流域面積 | 0.8平方km |
湛水面積 | 4ha |
総貯水容量 | 247,000立方m |
有効貯水容量 | 246,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 北海道 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
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