霞ヶ浦の水を茨城県内陸部まで導水している、霞ヶ浦用水の調整池。
導水のタイムラグを無くす役割を果たしている。
堤体はよく整備された綺麗なアースダム(※)で、ロックフィルダムの様な洪水吐がある。
取材時、夜になってしまったため、細かな写真は掲載できなかった。
後日、再訪問予定である。
※ 後日、日本ダム協会のダム便覧にて型式が「ロックフィル」に変更されました。
ダム湖より天端を眺める。
左に写っているのが天端。
天端は歩行者のみ通行可能。
天端よりダム湖を眺める。
左下に堤体が写っている。
下流より堤体を眺める。
右側に洪水吐があるらしいが、暗くて見えない。
スペック
ダム名 | 南椎尾調整池(みなみしいおちようせいち)ダム |
ダム型式 | ロックフィル |
河川名/水系名 | 寺沢川/利根川水系 |
所在地 | 茨城県真壁郡真壁町大字椎尾地内 |
位置 | 北緯36度14分26秒 東経140度04分14秒 |
着工年/完成年 | 1983年/1991年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 27.0m |
堤頂長 | 400.0m |
堤体積 | 563,000立方m |
流域面積 | 1.3平方km |
湛水面積 | 12ha |
総貯水容量 | 560,000立方m |
有効貯水容量 | 522,000立方m |
ダム湖名 | つくし湖 (つくしこ) |
管理 | 農林水産省 |
本体施工者 | 前田建設工業・三幸建設工業・ピーエス三菱 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
常磐自動車道水戸ICか、東北自動車道佐野藤岡ICが最寄のインターチェンジ。
ここでは、常磐自動車道水戸ICからのアクセスを記載させてもらう。
インターを降り、国道50号線を笠間方面へひた走る。
走る・・・走る・・・走る・・・。
25kmほど走ると、岩瀬町に入り、県道41号線との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、進路を真壁町方面へ変更する。
10kmほど走ると、消防署前という交差点に差し掛かる。
ここからが要注意。この交差点から5kmほど走ると左手にダムが現れる。
アースダムのため、目立たないので要注意。
つくば市に入ってしまうと通り越したことになる。
堤体付近には駐車場は無い。ただ、道が広いので路上駐車可能である。
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