あの有名な豊稔池土地改良区が管理するかんがい用水専用ダム。
堤高16m、堤頂長350mの横長のアースダムで、それほど見どころが無いダムだと思いきや、全くそんなことはない。
余水吐を見てビックリするはずだ。
余水吐を下流から眺めると、まるで天然の滝。
静岡県にある田代調整池第二ダムを思わせる造りなのだ。
それでいて、上流側から見ると非常にメカニカル。
このギャップが何とも面白い。
下流直下より堤体を眺める。
ダムには見えない堤体。
天端より堤体を眺める。
このアングルだとダムっぽい。
堤体にはツツジ(?)が植えられている。
天端を眺める。
天端よりダム湖を眺める。
余水吐を下流より眺める。
天然の岩を利用した導流部が素敵。
ゲート。
よく見ると、橋の下にフラップゲートっぽいものがあるのがお分かりだろうか。
ちなみに、右側がダム湖、左側が導流部。
ゲートのアップ。
上記の橋より導流部を眺める。
あの先がストンと落ちて天然の導流部になっている。
中央上にかんがい用水の取水設備が見える。
取水設備のアップ。
スペック
ダム名 | 井関池(いせきいけ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 柞田川/柞田川水系 |
所在地 | 香川県観音寺市大野原町井関 |
位置 | 北緯34度03分57秒 東経133度41分09秒 |
着工年/完成年 | /1982年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 16.0m |
堤頂長 | 350.0m |
堤体積 | 207,000立方m |
流域面積 | 3.3平方km |
湛水面積 | 14ha |
総貯水容量 | 540,000立方m |
有効貯水容量 | 540,000立方m |
ダム湖名 | 井関池(いせきいけ) |
管理 | 豊稔池土地改良区 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | フラップゲート? | 3門 | |
余水吐 | スルースゲート | 1門 |
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