阿賀野川本流にある、発電専用の重力式コンクリートダム。
一般的なダムのイメージとは異なり、大きな川を堰き止めている「堰」の様な様相をしている。
ズラッと並んだ洪水吐が印象的だった。
下流より堤体を眺める。
まだ建設途中のダムなので、コンクリートが白い。
デザインはオーソドックスな自治体型ダム。
下流左岸側より堤体を眺める。
減勢工は左に折れ曲がっているようだ。
洪水吐を眺める。
非常用洪水吐は自由越流式が8門。
常用洪水吐は自然調節式が1門。
減勢工のアップ。
右の建物は発電所だろうか。
下流の様子。
上流より堤体を眺める。
まだ水が溜まっていないので新鮮だ。
選択取水設備。
選択取水設備全景。
その右に、自然調節式の常用洪水吐が見える。
また、右下には堤内仮排水路の飲み口が。
堤内仮排水路のアップ
グビグビ水を飲み込んでいた。
ダム湖の様子。
まだ水を溜めていない。
スペック
ダム名 | 広神(ひろかみ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 和田川/信濃川水系 |
所在地 | 新潟県魚沼市小平尾 |
位置 | 北緯37度18分21秒 東経138度58分12秒 |
着工年/完成年 | 1979年/2011年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/発電 |
堤高 | 80.5m |
堤頂長 | 225.0m |
堤体積 | 314,000立方m |
流域面積 | 42.1平方km |
湛水面積 | 65ha |
総貯水容量 | 12,400,000立方m |
有効貯水容量 | 10,700,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 新潟県 |
本体施工者 | 間・清水・福田組 |
水位
設計洪水位 | EL 240.0m |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 237.5m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 213.5m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 | EL 200.5m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | 自由越流式 | W13.5m×H2.5m×8門 | |
常用洪水吐 | 自然調節式 | W1.80m×H1.65m×1門 | |
選択取水設備 | |||
発電所使用水量 | 広神発電所(新潟県) | 5.0m3/s |
アクセス
関越自動車道小出ICより、国道291号線を国道17号線方面に向かう。
すぐに国道17号線との交差点にさしかかるので、ここを右折。長岡方面へ向かう。
2.88km走ると、国道252号線との交差点にさしかかる。ここを右折、国道252号線に入る。
5.07km走ると、国道352号線との交差点にさしかかる。ここを左折、国道352号線にて山古志方面へ向かう。
あとはそのまま3.71kmほど走ればよい、左手に広神ダムが見えてくる。
天端脇に駐車場があるので、こちらに車を停めて見学するとよいだろう。
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