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三国川ダム

新潟県

国土交通省管理の多目的ダム。
ロックフィルという型式のダムで、コンクリートダムとはひと味違った味わいがある。
堤高は119.5m。
この高さのロックフィルダムは、真横や下から見上げると、異空間に来てしまったような感覚におちいる。
放流設備は、自由越流式の非常用洪水吐と、その中にローラーゲート仕様の常用洪水吐が1門。
また、選択取水設備から引かれた水は、建設時の二本の仮排水トンネルを利用した導流部を経て、常用の高圧スライドゲートと、利水用のジェットフローゲートに分配されている。
国土交通省のダムというだけあり、とても贅沢な造りである。
ダムサイトは非常に開放的で、天端を歩けるのはもちろん、左岸に階段が設置されていて、ダムを登り降りすることができる。
資料館もあり、堤体内見学も随時おこなっている(水~金曜日)。
資料館のおねいさんが可愛いのも特徴の一つだ。
さすが国土交通省と言ったところか。(2013年2月現在、おねいさんはいなくなってしまったらしい)
とても景色が良いので、雪がなくなった春先に、ぜひとも訪れていただきたい。


下流より堤体を眺める。
草などが生えていない綺麗な堤体。

洪水吐からの導流部を眺める。
奥に、常用洪水吐のローラーゲート支柱が見える。

放流設備一式。
右は自由越流式の非常用洪水吐と、常用洪水吐からの導流部。
左は、利水用と洪水期用常用洪水吐からの導流部。
利水用から放流をしていた。

左のアップ。
利水用からの放流が見える。
右上につながっている水路が洪水期常用洪水吐からの導流部。

東北電力五十沢発電所の取水堰と取水口。

天端より放流施設を眺める。
左が非常用・常用洪水吐からの導流部。
中央が洪水期常用洪水吐からの導流部。
右が利水用設備の導流部。

自由越流式の非常用洪水吐。
奥に見えるのは、ローラーゲート式の常用洪水吐。

上記の写真の下流。

天端を眺める。
徒歩での通行可能。
平日というのに、とてもにぎわっていた。

選択取水設備とインクライン。
この選択取水設備から取水された水は、常用洪水吐としての高圧スライドゲートおよび、利水用のジェットフローゲートに導かれる。

天端よりダム湖を眺める。
まだ雪が残る綺麗な山々が見えた。

左岸より堤体を眺める。
堤体中腹に犬走りがくっきり見える。
導流部の段差も魅力的だ。

上流より堤体を眺める。
このアングル、意外と格好良いと思う。

これがダム堤体だ。
この右側に、堤体を登り降りできる階段がある。


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スペック

ダム名三国川(さぐりがわ)ダム
ダム型式ロックフィル
河川名/水系名三国川/信濃川水系
所在地新潟県南魚沼市舞台地先
位置北緯37度03分14秒 東経139度00分03秒
着工年/完成年1975年/1993年
用途洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/発電
堤高119.5m
堤頂長419.5m
堤体積6,900,000立方m
流域面積76.2平方km
湛水面積76ha
総貯水容量27,500,000立方m
有効貯水容量19,800,000立方m
ダム湖名しゃくなげ湖(しゃくなげこ)
管理国土交通省
本体施工者大成建設・飛島建設・鴻池組

水位

設計洪水位
洪水時最高水位(サーチャージ水位)EL 432.0m
平常時最高水位(常時満水位)EL 427.0m
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)EL 399.5m(6月1日~9月30日)
最低水位EL 394.0m

放流設備

用途形状サイズ放流能力
非常用洪水吐自由越流式W88m×1門1,690m3/s
常用洪水吐ローラーゲートW5.0×H6.7×1門 
常用洪水吐(洪水期用)高圧スライドゲートW2.1×H3.1m×1門200m3/s
利水用放流設備ジェットフローゲートφ1400mm×1条30m3/s
選択取水設備シリンダーゲートφ2600mm 
発電所使用水量五十沢第二発電所(東北電力)10.0m3/s

アクセス

関越自動車道六日町ICより、国道253号線を六日町市街方面へ走る。
700m走ると、国道17号線との交差点にさしかかるので、ここを左折。魚沼方面に進路を取る。
830m走ると、三国川ダムへの案内板があらわれる。この通りに右折。
JRの線路をくぐり国道291号線を左折。ここにも案内板があるので迷う事はないだろう。
信濃川を渡りと、国道291号線は左右に分かれるが、ここは直進。県道233号線をひた走る。
9.8km走ると、目に前に三国川ダムが見えてくる。
道は二手に分かれ、右は左岸、左は右岸に通じる。
左を選ぶと、管理所や駐車場がある場所に出るので、左の道を選択すると良いだろう。
なお、水・木・金曜日は堤体内見学をおこなっているので、日取りを選んで訪問してもらいたい。


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