阿賀野川本流にある、発電専用の重力式コンクリートダム。
一般的なダムのイメージとは異なり、大きな川を堰き止めている「堰」の様な様相をしている。
ズラッと並んだ洪水吐が印象的だった。
ゲートが19門並ぶ豊実ダム。
壮観な眺めだった。
上流より堤体を望む。
手前は発電用の取水口。
取水用のゲートは2門。
このゲートも大きかった。
手前の水路は発電用水の水路。
一部のゲートより放流していた。
手前の建物は発電所。
対岸にも発電所がある。
ダム湖を望む。
ダム湖というより、増水した阿賀野川と言ったほうがよろしいか。
ダム湖より堤体を望む。
全体が入りきらなかった。
スペック
ダム名 | 豊実(とよみ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 阿賀野川/阿賀野川水系 |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町大字豊実字沼の元 |
位置 | 北緯37度41分47秒 東経139度33分59秒 |
着工年/完成年 | 1928年/1929年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 34.2m |
堤頂長 | 223.2m |
堤体積 | 111,000立方m |
流域面積 | 6,048平方km |
湛水面積 | 128ha |
総貯水容量 | 18,667,000立方m |
有効貯水容量 | 3,100,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東北電力(株) |
本体施工者 | 飛島建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 19門 |
アクセス
磐越自動車道津川ICが最寄りのインターチェンジ。
ICを下り、国道459号線を走る。
6kmほど走ると、鹿瀬大橋にて阿賀野川を渡る。
この橋から4kmほどの所に鹿瀬ダムがあるので、こちらの見学を合わせてお勧めする。
この揚川ダムから先は、阿賀野川に沿って走る。
月名のついたトンネルや橋を越え、12kmほど走ると右手に豊実ダムが見えてくる。
ダムが見えるスポットには駐車場や、ちょっとしたスペースがあるので、
こちらに車を停めて見学することをお勧めする。
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