阿賀野川本流を堰き止める重力式コンクリートダム。
20門並ぶゲートがとても印象的だった。
本流を堰き止めているので、多数のゲートが必要だと思われる。
このダムの上流には豊実ダム、下流には揚川ダムがあるが、いづれも重力式コンクリートダムで、ゲート数も多い。
また、デザイン的にもこれらのダムは似ている面があるので、じっくり見ないと違いがわからない。
そう言った点で、私の中ではあまり印象に残らないダムだ。
ラジアルゲートが20門並ぶ鹿瀬ダム。
迫力を感じる。
下流正面より堤体を望む。
8門のゲートより放流中。
手前の水路は発電所からのもの。
ダム湖より堤体を望む。
堤体の左に発電用の取水口が見える。
上流より堤体を望む。
奥に発電用の取水口が見える。
また、手前にも発電用の取水口がある。
真横より堤体を眺める。
手前の水路は発電所へ続いている。
下流からのアップ。
迫力ある放流だった。
下流を望む。
川は180度ターンをしている。
中央の建物は発電所。
下流より堤体左にある発電所を望む。
正面から堤体のアップ。
とても迫力があった。
堤体を望むパノラマ写真。
両岸にある建物は、いづれも発電所。
ダム湖より堤体を望む。
スペック
ダム名 | 鹿瀬(かのせ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 阿賀野川/阿賀野川水系 |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬字小浜 |
位置 | 北緯37度42分19秒 東経139度28分11秒 |
着工年/完成年 | 1927年/1928年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 32.6m |
堤頂長 | 304.2m |
堤体積 | 132,000立方m |
流域面積 | 6,264平方km |
湛水面積 | 163ha |
総貯水容量 | 16,525,000立方m |
有効貯水容量 | 2,270,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東北電力(株) |
本体施工者 | 飛島建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 20門 |
アクセス
磐越自動車道津川ICが最寄りのインターチェンジ。
ICを下り、国道459号線を走る。
6kmほど走ると、鹿瀬大橋にて阿賀野川を渡る。
この橋から4kmほど走ると、鹿瀬ダムが右手に現れる。
駐車場や駐車場的スペースが多数あるので、車を停めるには部便を感じることはないだろう。
また、この先にある豊実ダムの見学もあわせてお勧めする。
コメント