大保ダムの副ダム。
堤高66m、堤頂長445mのロックフィルダムで、これだけでも立派な大きさのダムであるが、副ダムなのである。
2010年12月現在、まだ試験湛水中で、取材日は水位を下げている最中だった。 リップラップに白い石を使用しているので、どことなく群馬県の奈良俣ダムを思わせる。
ダム湖側より堤体を眺める。
この高さでも副ダムであることが驚きだ。
天端を眺める。
右岸より下流側を撮影。
白いリップラップが美しい。
天端よりダム湖を眺める。
スペック
ダム名 | 大保脇(たいほわき)ダム |
ダム型式 | ロックフィル |
河川名/水系名 | 大保川/大保川水系 |
所在地 | 沖縄県国頭郡大宜味村字田港地先 |
位置 | 北緯26度38分38秒 東経128度09分02秒 |
着工年/完成年 | 1987年/2010年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水 |
堤高 | 66.0m |
堤頂長 | 445.0m |
堤体積 | 1,930,000立方m |
流域面積 | 13.3平方km |
湛水面積 | 103ha |
総貯水容量 | 20,050,000立方m |
有効貯水容量 | 19,350,000立方m |
ダム湖名 | ぶながや湖 (ぶながやこ) |
管理 | 内閣府沖縄総合事務局 |
本体施工者 | 前田建設工業・三井住友建設・大城組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 70.6m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 68.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 | EL 23.0m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
なし |
アクセス
福地ダムの天端を通る道路を右岸方面へ進む。
しばらく走ると道が二手に分かれるので、右の道を選択。
1kmほど走ると、大保ダムの標識が現れるので、その標識通りに進むと大保ダムに到着する。
なお、取材時はまだ建設中だったので、道に変更があるかもしれないのであしからず。
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