米国陸軍工兵隊が造り上げたダム。
現在は沖縄県企業局が管理している。
このダムの目的は上水道用水。
このダムから石川浄水場や北谷浄水場に水が供給されている。
堤体は多少傾斜がきついアースダム。
福地ダム同様、米軍が造ったダムは傾斜がきつい様に見受けられる。
下流面の芝生は綺麗に管理されており、さすが上水道用水専用ダムだと感じる。
たとえ関係なくとも、汚い堤体では水が美味しく感じられないだろう。
ちなみに、このダムは1998年に改名されており、以前は天願ダムと呼ばれていた。
綺麗に手入れされた堤体。芝生の緑が美しい。
多少傾斜がきつく見えるのは気のせいではないはず。
米軍が造ったダムはこの様な傾向にある。
左岸にある取水設備。
ここから浄水場に水が運ばれるのだろう。
(金網越しに撮影)
これも取水設備と思われる。
奥のコンクリートは自由越流式の余水吐。
自由越流式の余水吐。
余水吐からの導流部。
鉄管は浄水場へと繋がっているものだろう。
ダム湖の様子。
左右に取水塔が見える。
スペック
ダム名 | 山城(やましろ)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 天願川/天願川水系 |
所在地 | 沖縄県うるま市石川字山城 |
位置 | 北緯26度24分35秒 東経127度48分45秒 |
着工年/完成年 | /1967年 |
用途 | 上水道用水 |
堤高 | 29.9m |
堤頂長 | 182.9m |
堤体積 | 186,000立方m |
流域面積 | 2.7平方km |
湛水面積 | 20ha |
総貯水容量 | 1,249,000立方m |
有効貯水容量 | 1,190,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 沖縄県 |
本体施工者 | 米国陸軍工兵隊 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | 自由越流式 | 1門 |
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