ひっそりと大井川に佇む、発電専用のダム。
このダムも大井川水系のダムにありがちな、土砂堆積に悩まされている。
ダムまで続く道はあるが、途中で関係者以外立入禁止の札に通行を阻止される。
電力系のダムにありがちな、通行止め。
この場所から下を見ると、ダムを小さく見ることができる。
遠くの方に堤体が見える。
しかし、ゲートなどが見えないので不満。
貯水池は緑白色。
土砂がたくさん堆石しているのだろうか。
スペック
ダム名 | 奥泉(おくいずみ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリ-ト |
河川名/水系名 | 大井川/大井川水系 |
所在地 | 静岡県静岡市葵区大字井川字亀久保2039-5 |
位置 | 北緯35度12分22秒 東経138度12分29秒 |
着工年/完成年 | 1952年/1955年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 44.5m |
堤頂長 | 75.6m |
堤体積 | 35,000立方m |
流域面積 | 464.6平方km |
湛水面積 | 20ha |
総貯水容量 | 3,150,000立方m |
有効貯水容量 | 600,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 中部電力(株) |
本体施工者 | 間組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 3門 |
アクセス
東名自動車道静岡ICより、県道を国道1号線方面へ向かう。
1号線を通り過ぎると、国道362号線への道案内があるので、その指示に従う。
市街地を通り過ぎしばらく走ると、県道南アルプス公園線との分岐点にさしかかる。
ここを県道の方へ右折。長い長い低速ワインディングを抜け、トンネルをくぐると井川ダムに到着する。
ここでぜひ井川ダムを見学してもらいたい。資料館があるので見学をするとよいだろう。
見学を終え、そのまま畑薙方面に向かうと、1kmほど走ったところに、千頭に向かう県道が左手から延びる。この入口は発見しずらいので注意されたし。
この県道に入り、2kmど走ると奥泉ダムに下りる道がある。
ここの分岐も見落としやすいので注意が必要だ。
Uターンするように道を下りると、奥泉ダムに到着できるが、道は途中で通行止めだった。
徒歩でも通行も不可能。
また、この通行止めの場所からダムがうっすらと見えるので、上から奥泉ダムを眺めてもらいたい。
このダムの他、井川ダムや長島ダム、畑薙第一ダム・畑薙第二ダムの見学もあわせてお勧めする。
コメント