平家ゆかりの地、川俣温泉直下にあるダム。
鬼怒川の最上流に位置している。
取材日はあいにく工事中だったため、ダムに近づくことができなかった。
残念無念。また後日取材を試みます。
アーチ式コンクリートの川俣ダム。
本日はここまでしか近づけなかった。
赤い屋根の部分が非常用洪水吐。
川俣ダムと川俣湖。
もっと近くで見てみたい。
スペック
ダム名 | 川俣(かわまた)ダム |
ダム型式 | アーチ式コンクリート |
河川名/水系名 | 鬼怒川/利根川水系 |
所在地 | 栃木県日光市川俣 |
位置 | 北緯36度52分41秒 東経139度31分13秒 |
着工年/完成年 | 1957年/1966年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/発電 |
堤高 | 117.0m |
堤頂長 | 131.0m |
堤体積 | 147,000立方m |
流域面積 | 179.4平方km |
湛水面積 | 259ha |
総貯水容量 | 87,600,000立方m |
有効貯水容量 | 73,100,000立方m |
ダム湖名 | 川俣湖(かわまたこ) |
管理 | 国土交通省 |
本体施工者 | 鹿島建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 976.0m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 976.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 967.5m(6月15日~8月14日) |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 965.5m(8月15日~9月30日) |
予備放流水位 | EL 965.5m |
最低水位 | EL 930.0m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | ローラーゲート | W6.0m×H3.8m×6門 | 1,250m3/s |
常用洪水吐 | 高圧ローラーゲート | W3.22m×H3.22m×2門 | 550m3/s |
常用洪水吐 | ハウエルバンガーバルブ | Φ1.5m×1条 | 57m3/s |
発電所使用水量 | 川俣発電所(東京電力) | 30.0m3/s |
アクセス
日光宇都宮道路今市ICより国道121号線を北上。
16kmほど走ると、県道152号線との分岐があり、ここを左折。
と、言いたいところだが、
ほんのちょっと直進すると五十里ダムや川治ダムがあるので、
是非こちらを先に見学してもらいたい。
上記2つのダムを見学した後、県道152号線をひた走る。
途中、栗山ダムへ続く路がある。
20分ほどで往復できるので、時間がある場合は寄り道をおすすめする。
また、途中に黒部ダムもある。
黒部ダムというと、富山県の巨大ダムを思い出すが、こちらは小さなダム。
かわった造りをしているので、こちらの見学もおすすめ。
道はやがて上り坂となり、ぐんと標高をあげる。
大分登ったところに川俣ダムの駐車場がある。
右側に小さな駐車場があるが、見落としやすいので注意。
帰りは山王林道を通って帰ることをおすすめする。
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