鬼怒川上流から枝分かれする、土呂部川にある発電専用のダム。
結構山奥にあり、あまり人は立ち寄らないと思いきや、道中に釣堀が点在するため、
案外交通量が多い。
ダム湖は土砂が多量に堆積し、本当に大丈夫か?と心配になる。
ダム湖より堤体を撮影。
堤体右側に、発電用の白い取水口が見える。
丸形をしていて変わっている。
堤体のアップ写真。
右にローラーゲート、左は越流式の洪水吐か。
ダム湖上流を眺める。
土砂堆積が激しかった。
スペック
ダム名 | 土呂部(どろぶ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 土呂部川/利根川水系 |
所在地 | 栃木県日光市土呂部 |
位置 | 北緯36度52分31秒 東経139度35分05秒 |
着工年/完成年 | 1961年/1963年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 21.6m |
堤頂長 | 56.0m |
堤体積 | 8,000立方m |
流域面積 | 199平方km |
湛水面積 | 3ha |
総貯水容量 | 225,000立方m |
有効貯水容量 | 130,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 大成建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | 自由越流式 | 1門 | |
洪水吐 | ローラーゲート |
アクセス
五十里ダムからのアクセスを記載させてもらう。
もちろんこの五十里ダムもお勧めのスポットなので、こちらの見学もあわせてお勧めする。
国道121号線を五十里ダムから上流にさかのぼる。
1kmほどで川俣温泉に続く県道23号線が左にわかれるので、こちらを選択。
トンネルを越え、ひたすら道を川俣方面へひた走る。
10kmほど走ると、旧栗山村役場がある集落に出る。
この集落から、右折するように土呂部に通じる道が分かれる。
標識があるので迷うことはないだろう。
進路を土呂部方面に向ける。
アーチ式コンクリートダムの黒部ダムを通過すると、道は細くなる。
走りやすいワインディングロードだが、
カーブにミラーが設置されていないところが多数あるので注意されたし。
黒部ダムから4kmほど走ると土呂部ダムに到着する。
特に駐車場などはないので、適当に路上駐車するしかない。
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