かんがい用水専用のアースダム。
高速道路のすぐ脇にあり、走行中の高速道路から見える。
しかしながら、アースダムであるため、一見ダムとはわからないかもしれない。
堤体には大きな木が2本植えられているのがとても珍しい。
直下より堤体を眺める。
天端に向かうための道路が堤体を走っている。
天端を眺める。
天端上に施工記念の石碑が建っている。
これがその石碑。
なんと、天端に立派な木も植わっている。
木はこんな感じで植わっている。
結構立派で驚いた。
天端から水面まで降りられる。
天端右岸に設置されている洪水吐。
とても小さなものだった。
洪水吐からの導流部。
写真中央上部にトンネルが見えるのがおわかりだろうか。
洪水吐から流れた水は、このトンネルを通り、ここに流れ出る。
アングルを変えて撮影。
左上に導流部のトンネルが見える。
右下に向かって導流壁がある。
導流壁とその下流。
こんなに細くて大丈夫なんだろうか。
横から堤体を眺めるパノラマ写真。
左に見える道路は高速道路。
中央の土手が堤体。
天端からのパノラマ写真。
小さなダム湖だった。
スペック
ダム名 | 丹生堰(にゆうぜき)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 丹生川/岡本川水系 |
所在地 | 千葉県南房総市富浦町丹生 |
位置 | 北緯35度04分17秒 東経139度51分10秒 |
着工年/完成年 | /1940年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 16.4m |
堤頂長 | 40.0m |
堤体積 | 15,000立方m |
流域面積 | 0.7平方km |
湛水面積 | 2ha |
総貯水容量 | 146,000立方m |
有効貯水容量 | 146,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 富浦町八束西土地改良 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
富津館山道路富浦ICより、国道127号線を館山方面へ走る。
一つ目の交差点を左折。
後は道なりに走ればよい。
この道は県道185号線だが、この県道は途中で右折する。
しかし、それにかまわず直進すればよい。 先ほどの交差点から2kmほど走れば丹生ダムに到着する。
ダム近辺は道が広くなっているので、ここに車をとめて見学するとよいだろう。
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