芋洗谷ダム

JNC（株）が所有する重力式アーチダム。
「日本の近代土木遺産～現存する重要な土木構造物2000選」に選定されている由緒正しいダムだが、残念ながら道中が立入禁止でその姿を見ることができない。
俗にいう「ダム穴」と呼ばれている朝顔型の余水吐が特徴で、満水になると水面にぽっかりと空いた穴にダム湖の水が流れ落ちる。
いつか、このダムをこの目で見てみたいと思う。

500ｍほど手前で立入禁止。
なお、この場所に行くまでの道のりも、地図が無いので困難を極める。

スペック

ダム名	芋洗谷（いもあらいだに）ダム
ダム型式	重力式アーチ
河川名／水系名	芋洗谷川／五ヶ瀬川水系
所在地	宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
位置	北緯32度43分07秒　東経131度17分06秒
着工年／完成年	1926年／1930年
用途	発電
堤高	25.5m
堤頂長	69.7m
堤体積	7,000立方m
流域面積	331.2平方km
湛水面積	1ha
総貯水容量	61,000立方m
有効貯水容量	38,000立方m
ダム湖名
管理	JNC（株）
本体施工者	鉄道工業

水位

設計洪水位
洪水時最高水位（サーチャージ水位）	EL 313.030m
平常時最高水位（常時満水位）	EL 312.121m
洪水貯留準備水位（洪水期制限水位）	–
最低水位	EL 306.061m