天竜川を堰き止める、発電専用のダム。
天端を埋め尽くすように、16門のラジアルゲートを備えている。
ここで取水された水は、下流の平岡発電所に導かれる。
堤体は、上流にある泰阜ダムと似たようなデザイン。
上流側は黒、下流側は赤に塗られたゲートに注目が集まる。
上流左岸より堤体を眺める。
洪水吐として、ラジアルゲートが16門。
ゲートの色は、こちら側から見ると黒。
左岸横より堤体を眺める。
ゲートの色は赤。
上流の泰阜ダムと似たようなデザイン。
天端を眺める。
徒歩のみ通行可能。
下流を眺める。
右岸に設置されている発電用の取水口。
256m3/sの最大流量で発電される。
天端よりダム湖を眺める。
この写真では感じないが、相当堆砂が進んでいるという。
スペック
ダム名 | 平岡(ひらおか)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 天竜川/天竜川水系 |
所在地 | 長野県下伊那郡天龍村 |
位置 | 北緯35度16分57秒 東経137度50分48秒 |
着工年/完成年 | 1938年/1951年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 62.5m |
堤頂長 | 258.0m |
堤体積 | 252,000立方m |
流域面積 | 3,650平方km |
湛水面積 | 258ha |
総貯水容量 | 42,425,000立方m |
有効貯水容量 | 4,829,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 中部電力(株) |
本体施工者 | 熊谷組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 16門 | |
発電所使用水量 | 平岡発電所 | 256.00m3/s |
アクセス
静岡県にある、佐久間ダムからのアクセス方法を記載させてもらう。
佐久間ダムの天端より、県道1号線を長野方面へ向かう。
ダム湖畔にそって走っている道だ。
この道を、ひたすら突き進む。
26kmほど進むと、国道418号線とのT字路にさしかかる。
この交差点を右折、天竜・飯田方面へ向かう。
5kmほど走ると、県道1号線との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、飯田方面へ進路を取る。
するとすぐに、左手に平岡ダムが見えてくる。
天端脇に、小さな駐車場があるので、こちらに車を停めて見学するとよいだろう。
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