長野県所有の多目的ダム。
上水道用水、発電用水として使われている。
また、すぐ上流にある裾花ダムの逆調整池としても使われている。
堤体直下には上水道の施設があり、近づけそうで近づけない。
ゲート群はかなり右岸側に設置されていて、なにかアンバランスさを感じる。

上流より堤体を眺める。

上流右岸より堤体を眺める。
クレスト部にラジアルゲートが3門。

ゲート群のアップ。

左岸より堤体を眺める。
すぐ上流にある裾花ダム同様、こちらも濁った水だった。

天端を眺める。
残念ながら立入禁止。

下流左岸より堤体を眺める。
手前の建物と緑は、水道局の施設。

ゲートのアップ。
スペック
| ダム名 | 湯の瀬(ゆのせ)ダム |
| ダム型式 | 重力式コンクリート |
| 河川名/水系名 | 裾花川/信濃川水系 |
| 所在地 | 長野県長野市大字入山 |
| 位置 | 北緯36度39分50秒 東経138度08分00秒 |
| 着工年/完成年 | 1965年/1969年 |
| 用途 | 上水道用水/発電 |
| 堤高 | 18.0m |
| 堤頂長 | 140.0m |
| 堤体積 | 15,000立方m |
| 流域面積 | 256.5平方km |
| 湛水面積 | 7ha |
| 総貯水容量 | 330,000立方m |
| 有効貯水容量 | 290,000立方m |
| ダム湖名 | |
| 管理 | 長野県 |
| 本体施工者 | 青木建設 |
水位
| 設計洪水位 | |
| 洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
| 平常時最高水位(常時満水位) | EL 458.50m |
| 洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
| 最低水位 | EL 442.00m |
放流設備
| 用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
|---|---|---|---|
| 洪水吐 | ラジアルゲート | 3門 |
アクセス
上信越自動車道須坂長野東ICより、国道403号線を長野市方面、左に走る。
するとすぐに、国道は県道58号線にかわる。
ここはこのまま直進、長野市街へ向けて走る。
長野駅の脇を通り越すとすぐに、中御所という交差点にさしかかる。
この交差点を右折。国道に入る。
しばらく走ると、左手に長野県庁が見えてくる。
県庁から1kmほど走ると、国道406号線との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、国号406号線に入る。
道はワインディング気味になる。
先ほどの交差点から4kmほど走ると、湯ノ瀬ダムの看板が現れる。
この看板通りに右折。
しばらく走ると、目の前に湯ノ瀬ダムが現れる。
適当に駐車して見学すべし。
また、すぐ上流に裾花ダムもあるので、こちらも合わせて見学することをおすすめする。



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