天竜川にかかる、中部電力(株)所有の発電専用のダム。
白いコンクリートに、12門の真紅のラジアルゲートがとても美しい。
直下に泰阜発電所があり、このダムの水で発電をしている。
堤体は立入禁止で、近づくことはできないのだが、かなり接近できる場所も多々あるので、見学の際には色々散策してみるのもよいだろう。
下流より堤体を眺める。
歴史的には古いダムなのだが、コンクリートの色は白い。
さらに下流より堤体を眺める。
右の建物は泰阜発電所。
下流を眺める。
川の石は妙に白かった。
ダム下流左岸にあった謎の流出口。
左岸より堤体を眺める。
白いコンクリートと真紅のゲートが美しかった。
クレストゲートはラジアルゲートで12門。
上流左岸より堤体を眺める。
こちら側からゲートを見ると、黒かった。
スペック
ダム名 | 泰阜(やすおか)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 天竜川/天竜川水系 |
所在地 | 長野県下伊那郡泰阜村 |
位置 | 北緯35度22分49秒 東経137度48分38秒 |
着工年/完成年 | 1931年/1935年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 50.0m |
堤頂長 | 143.0m |
堤体積 | 128,000立方m |
流域面積 | 2,980平方km |
湛水面積 | 75ha |
総貯水容量 | 10,761,000立方m |
有効貯水容量 | 1,553,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 中部電力(株) |
本体施工者 | 清水建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 12門 | |
発電所使用水量 | 泰阜発電所 | 178.0864m3/s |
アクセス
上中央自動車道飯田ICより、国道153号線を右折、
5kmほど走ると、国道151号線との立体交差にさしかかる。
陸橋は渡らず、国道151号線を右折、天竜峡方面に進路を取る。
14kmほど走ると、泰阜方面へ向かう道が右手に現れる。
この道を右折。泰阜方面へ向かう。
道なりに進むと、先ほどの国道の下を通る。
そこから3kmほど走ると、左手に泰阜ダムが現れる。
駐車場は無いが、適度な広さのスペースがたくさんあるので、適当に車を停めて見学するとよいだろう。
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