塩原ダム上流にある謎のダム。
東京電力の発電専用ダムらしいが、ダム年鑑には掲載されていない。
もしかしたら堤高15m未満なのだろうか。
見た目はギリギリ15mはあるように思えるが。
※2004年、(一財)日本ダム協会さんの調べにより、堰と確定しました。
ダム湖と堤体。小さなダム湖だった。
深い渓谷にあり、徒歩で谷へ下るしか見学方法はない。
堤体を横から眺める。
よいアングルから撮れないのでこれで勘弁して下さい。
堤体横にある発電用の取水池&取水口。
この池の手前にもゴミ除去用のゲートがあった。
ちなみに、堤体はこの写真の右側。
天端より下流を眺める。
至って普通の河川上流の様子だ。
横から堤体を眺める。
堤体上の橋は立入禁止。
こちらは天端下流川にある橋。
だれでも通行可能。
まるで檻に閉じこめられている気分だった。
檻のような歩道と堤体の写真。
完全に一般用と管理用に通路がわかれている。
スペック
ダム名 | 箒川(ほうきがわ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 箒川/那珂川水系 |
所在地 | 栃木県那須郡塩原町大字下塩原 |
位置 | |
着工年/完成年 | / |
用途 | 発電 |
堤高 | 11.1m |
堤頂長 | 59.5m |
堤体積 | 2,221立方m |
流域面積 | 平方km |
湛水面積 | ha |
総貯水容量 | 立方m |
有効貯水容量 | 立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ローラーゲート | 3門 | |
発電所使用水量 | 箒川発電所(東京電力) | 6.26m3/s |
アクセス
東北自動車道西那須塩原ICが最寄りのインター。
このインターから国道400号線を塩原温泉方面に走る。
テプコ塩原ランドを越え、塩原ダムを越え、インターから10kmほど走ると、
左手に「回顧コース」の駐車場があらわれる。
ここに車を停め、あとはその駐車場から伸びている歩道を歩く。
渓谷を下るような階段を5分ほど下ると、目の前に箒川ダムがあらわれる。
このダムは、完全に金網に隔離されているので、辺りの風景はよいがあまりお勧めできない。
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