千葉県が所有するかんがい用水専用のアースダム。
2004年に完成した新しいダムだ。
このダムは、堤体手前500mほどのところで立入禁止となっており、遠くから眺めるほか見学方法はなかった。
最新鋭のダムなのに見学させないとは、非常に残念な事である。
ただし、立入禁止看板の脇から導流部に近くことができるので、こちらから見学するとよいだろう。
立入禁止に加え、逆光という最悪な条件での撮影。
堤体がなんとか写っている。
右岸に設置されている洪水吐からの導流部へは、何とか近づける。
かなり立派なものだった。
こんな感じで立入禁止。
なぜこの場所から立入禁止にするのか。
理由が分からない。
ちなみに、左奥に堤体が写っている。
このダムは、何か不幸な事があったのだろうか。
自慢の施設なので、本来は公開したいはずなのだが・・・
スペック
ダム名 | 山内(やまうち)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 埴生川/一宮川水系 |
所在地 | 千葉県長生郡長南町山内下亀ヶ谷 |
位置 | 北緯35度20分29秒 東経140度13分07秒 |
着工年/完成年 | 1997年/2004年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 21.6m |
堤頂長 | 99.8m |
堤体積 | 61,000立方m |
流域面積 | 0.6平方km |
湛水面積 | 90ha |
総貯水容量 | 360,000立方m |
有効貯水容量 | 340,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 千葉県 |
本体施工者 | 熊谷組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 |
アクセス
館山自動車道市原ICより、国道297号線を勝浦方面に直進。
途中、トラップがあるが、国道297号線をなぞるように21km走ると、山小川という交差点が現れる。
ここからが要注意。
この交差点から3kmほど走ると、左手に平三小学校が見えてくる。
1kmほど先にある大きな道を左折。
あとはそのまま直進。
2.54km走ると、山内ダムの看板があらわれるので、その通りに左折。
するとすぐに目の前に堤体が見えてくる。
駐車場はないが広場があるので、適当に車を停めて見学するとよいだろう。
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