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愛別ダム

北海道

北海道が所有する多目的ダム。
洪水調節の他、上水道用水や工業用水の確保を目的としている。
堤高39mの重力式コンクリートダムで、天端の端から端までずらりと続く自由越流式の非常用洪水吐が印象的なダムだ。
本州ではよく見かける造りだが、北海道のダムでは珍しい造りではないだろうか。
堤体直下は公園になっており、減勢工直下の河川にも立ち入ることができる。
取材時、この場所で魚釣りを楽しむ親子に遭遇した。
車両通行止だが、天端も解放されており、比較的自由に見学できるダムという印象だ。
小ぶりのダムだが、ゆっくりと見学できるダムである。


下流左岸側より堤体を眺める。
すらっと並ぶ非常用洪水吐は平野にありそうな形。

下流河川内より堤体を眺める。
ここまで立ち入れるダムは珍しい。

天端を眺める。
多分、車両通行止。

左岸横より堤体を眺める。
常用洪水吐から放流中。

常用洪水吐のアップと堤趾導流壁。

天端より直下を眺める。
常用洪水吐より放流中。
導流部の中央が盛り上がっている不思議な構造。

上流左岸側より堤体を眺める。
右の白い建物は取水設備。

取水設備のアップ。

インクライン。

天端より副ダムを眺める。

天端より下流を眺める。

天端よりダム湖を眺める。
大雨の影響により濁っている。

非常用洪水吐より、堤体直下で釣りを楽しむ親子を眺める。

天端右岸より下流を眺める。
白い建物は、愛別ダムの管理用発電所。最大2.2m3/sの水量を用い、290kWの発電をおこなっている。

天端より下流河川を眺める。
人工と自然の境目を感じる写真。
北海道のダムではよく見かける光景。


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スペック

ダム名愛別(あいべつ)ダム
ダム型式重力式コンクリート
河川名/水系名狩布川/石狩川水系
所在地北海道上川郡愛別町字協和
位置北緯43度57分16秒 東経142度37分58秒
着工年/完成年1974年/1986年
用途洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/工業用水
堤高39.0m
堤頂長370.0m
堤体積155,000立方m
流域面積41.8平方km
湛水面積100ha
総貯水容量9,500,000立方m
有効貯水容量8,000,000立方m
ダム湖名狩布湖(かりっぷこ)
管理北海道
本体施工者佐藤工業・大林組・北野組

水位

設計洪水位EL 287.000m
洪水時最高水位(サーチャージ水位)EL 285.800m
平常時最高水位(常時満水位)EL 277.900m
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)
最低水位EL 287.700m

放流設備

用途形状サイズ放流能力
非常用洪水吐自由越流式19門
常用洪水吐自由越流式1門

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