石川県が管理するかんがい用水専用ダム。
堤高25.4mのアースダムで、訪問時は上流面、下流面とも草が生い茂っていた。
このダムができる前までは、取水堰の堰板を無断で外して、自分の田んぼに引水してしまうなど、激しい水争いが起きていたらしいが、これではいけないということで、下流の者たちが協力してダムを造ることになった。
現在は、平和的に255haの農耕地に水を供給しているとのこと。
2024年1月1日に起きた能登半島地震の震源に、3番目に近いダムです。
天端を眺める。
天端道路まで草が侵食している。
反対のアングルから天端を眺める。
天端より下流を眺める。
下流からのビューポイントは見当たらない。
右岸に設置されている自由越流式の余水吐。
余水吐の堤は、何となく薄い感じがする。
余水吐とダム湖。
だいぶ水位が低い。
余水吐からの導流部。
かんがい用水用の斜樋。
小さなダム湖。
このダム湖は右に広がっており、その上に橋が架かっている。
スペック
ダム名 | 若山(わかやま)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 若山川/若山川水系 |
所在地 | 石川県珠洲市若山町上山 |
位置 | 北緯37度26分43秒 東経137度08分50秒 |
着工年/完成年 | /1963年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 25.4m |
堤頂長 | 87.2m |
堤体積 | 59,000立方m |
流域面積 | 4.2平方km |
湛水面積 | 6ha |
総貯水容量 | 486,000立方m |
有効貯水容量 | 486,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 石川県 |
本体施工者 | 東亜道路工業 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | ||
取水設備 | 斜樋 |
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