長野県大町市、高瀬川に3つ連なるダムの一つ。
このダムは中央に位置する。
発電専用のダムで、上部の高瀬ダムと揚水発電をしている。
ちなみに、下流にあるダムは、国土交通省管轄の大町ダム。
ダム上部にある入口は通行止めで、ダムを眺めることはできないが、堤体下の駐車場はあいている。
ここから堤体に沿って伸びる階段を登る自信があれば、洪水吐や天端を眺めることができる。
あなたの体力と、マニア度を試されるダムである。
下流より堤体を眺める。
右中央から左下に横切っている
コンクリートは洪水吐からの導流部。
堤体左半分を撮影。
今度は堤体右半分。
洪水吐や放水路が見える。
堤体直下は巨大な駐車場になっている。
導流部のアップ。
高瀬ダムに比べたら小さな流路だった。
奥にローラーゲート2門が見える。
天端を眺める。歩行者通行止。
ちなみに、だいぶ手前で車輌通行止。
洪水吐より直下を眺める。
手前に見えるのはローラーゲート。
ゲートは2門だった。
ダム湖側より堤体を眺める。
左に見えるコンクリートは、
洪水吐の導流部。
洪水吐を眺める。
ローラーゲートが2門。
滅多に使われない様子。
天端より下流を眺める。
中央の広場は駐車場、左は導流部と階段。
看板左隣にポツンと小さく写っている黒いものは車。
あんなに小さく見える。
天端よりダム湖を眺める。
このすぐ奥に、ロックフィル堤高
ナンバーワンの高瀬ダムがある。
スペック
ダム名 | 七倉(ななくら)ダム |
ダム型式 | センターコア型ロックフィル |
河川名/水系名 | 高瀬川/信濃川水系 |
所在地 | 長野県大町市大字平字高瀬入 |
位置 | 北緯36度29分25秒 東経137度44分07秒 |
着工年/完成年 | 1970年/1978年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 125.0m |
堤頂長 | 340.0m |
堤体積 | 7,380,000立方m |
流域面積 | 150平方km |
湛水面積 | 72ha |
総貯水容量 | 32,500,000立方m |
有効貯水容量 | 16,200,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 間組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|
ローラーゲート | 2門 |
アクセス
長野自動車道豊科ICより、県道57号線を大町方面へ走る。
高速出口から左折するかたちになる。
すぐに県道は左折するが、そのまま直進。
すると国道147号線の交差点にさしかかる。
この交差点を右折、国道147号線を北上する。
20kmほど走ると、道は高瀬川を渡り、旭町交差点で国道は左折する。
ここは国道とともに左折、大町の市街に入る。
ここから2kmほど走ると、一中東という交差点があるので、ここを左折。
あとは一本道である。
途中、高瀬川テプコ館・大町ダムがあるので、ここの見学をあわせてお勧めする。
また、この奥にロックフィルで堤高一位の高瀬ダムがあるので、こちらの見学もあわせてお勧めしたい。
※高瀬川テプコ館は閉館しました。
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