このダムは知る人ぞ知る、映画「ホワイトアウト」の撮影に使われたダム。
とても開かれたダムで、各施設には説明板や見所などが細かに書いてある。
さらに、発電施設も見る事ができ、なんと発電機の間近まで行く事ができる。
その他、公園や建設に使ったトンネルなども一般開放されている。
私としては、是非見学してもらいたいダムの第一候補である。
ロックフィルの二居ダム。
左上に洪水吐が見える。
手前に見える建物は奥清津第一発電所。
堤体を眺める。
奥に洪水吐のローラーゲートが2門見える。
右に見えるものは、選択放流施設とのこと。
堤体上より湖を見下ろす。
夕方なのに水が少ない。
ちなみに、水面まで歩いて降りられる。
堤体上より下流を見下ろす。
手前の建物は奥清津第一発電所。
奥はOKKYミュージアム&奥清津第二発電所。
洪水吐より下流を見下ろす。
洪水吐はローラーゲート2門。
洪水吐を下流側から見る。
堤体と水圧管路。
あの山の向こうに上部ダムのカッサダムがある。
奥清津第二発電所の発電機。
手で触れる事ができる。
ちょうど発電を開始した時だったので、動き出す瞬間を見る事ができた。
パノラマ写真を作ってみました。下手くそでごめん。
下手くそついでにもうイッチョ。
スペック
ダム名 | 二居(ふたい)ダム |
ダム型式 | センターコア型ロックフィル |
河川名/水系名 | 清津川/信濃川水系 |
所在地 | 新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国字土場山502-2 |
位置 | 北緯36度50分37秒 東経138度45分58秒 |
着工年/完成年 | 1972年/1978年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 87.0m |
堤頂長 | 280.0m |
堤体積 | 2,350,000立方m |
流域面積 | 107.8平方km |
湛水面積 | 77ha |
総貯水容量 | 18,300,000立方m |
有効貯水容量 | 11,400,000立方m |
ダム湖名 | 二居調整池(ふたいちょうせいち) |
管理 | 電源開発(株) |
本体施工者 | 大成建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ローラーゲート | 2門 |
アクセス
関越自動車道湯沢ICが最寄のICだが、私はあえて月夜野ICで降りることをお勧めする。
ICより国道17号線に入り、新潟方面へ向かう。
しばらく走り、峠にさしかかると、左手に相俣ダムの赤谷湖が見える。
まずはこのダムを見学して欲しい。
トンネルやスノーシェルが続く、高速ワインディング道路を走り終えると、新潟県に突入。
スキーで有名な苗場を通過し、しばらくするとOKKY入口との看板が見える。
その交差点を左折、いかにもダムに続きそうなトンネルを抜けると二居ダムに到着である。
このダムは非常に開かれたダムで、ほとんどの施設を見学できる。
また、全ての施設に案内板がついているので、見ていてとてもためになる。
ダム付属の見学施設は月曜日定休なので、その他の日に行くのがよいだろう。
この施設の見学は絶対にお勧めする。見て損はないと思う。
ちなみに、8月は休館日はなしとのこと。
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