まさにひっそりと佇んでいるという雰囲気のアースダム。
田舎のダムにありがちな、放置されている雰囲気かと思いきや、堤体の芝生などは綺麗に整備されていて、ちょっとした美しさを感じた。
また、このダムは、地図上ではゴルフコースの中に位置しているが、別の脇道があるため、自由に見学が可能だった。

天端を眺める。
洪水吐の工事中のため立入禁止だった。
残念。

ダムサイトよりダム湖を眺める。
水はほとんど抜いてあるようだ。

ダム湖を眺める。
ダム湖の奥はゴルフコース。
小さな貯水池だった。

天端より直下を眺める。
この写真の右に洪水吐の導水路がある。
直下の小川の石は新しかった。

工事中の洪水吐。
どんな工事をしているのだろうか。
気になる。
スペック
ダム名 | 軍茶利(ぐんだり)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 北川尻川/一宮川水系 |
所在地 | 千葉県長生郡一宮町東浪見柴木沢 |
位置 | 北緯35度21分00秒 東経140度22分10秒 |
着工年/完成年 | /1935年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 15.1m |
堤頂長 | 106.2m |
堤体積 | 18,000立方m |
流域面積 | 0.5平方km |
湛水面積 | 3ha |
総貯水容量 | 306,000立方m |
有効貯水容量 | 275,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 一宮町東部土地改良区 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 |
アクセス
茂原から国道128号線を南下し、一宮町を目指す。
8kmほど走ると茂原市街地に入る。
市街地を抜けると、JR外房線との陸橋にさしかかる。
この陸橋からちょうど1km先の辺りに、右折できる細道がある。
ここを右折。東浪見寺へ向かう道である。
右折するとすぐに踏切をわたる。
そして、目の前に参道の階段が現れる。
この階段の左側に、さらに奥に続く道がある。
ここから500mほど走ると、左側に軍茶利ダムが現れる。
天端付近に駐車が可能なので、ここに車をとめて見学するとよいだろう。
また、付近に雨竜ダムもあるので、こちらの見学もあわせておすすめする。
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