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荒沢ダム

山形県

山形県が管理する多目的ダム。
堤高63mの重力式コンクリートダムで、ゲート上の機械室のデザインが大きな特徴だろうか。
通常のゲート機械室は何の飾り気もない四角い形をしているのが一般的だが、このダムは中央部が高くなっており、一見、教会にも見える造りなのだ。
なぜこの様なデザインになったのかは知る由もないが、この様な特徴を造ることによってインパクトのあるダムとなることは、ダム見学者にとって喜ばしい事であろう。
また、取水塔のデザインもおしゃれ。
こちらは民家、もしくは神社の屋根をイメージしたデザインで、ゲート機械室のデザインとは一線を画す。
デザインに統一性が無いところが、良い意味で何とも素敵だ。


左岸より堤体を眺める。
ゲート機械室に目が行くことだろう。

ゲート機械室のアップ。
私には教会に見えた。
丸い部分にステンドグラスをはめたい。

真横より堤体を眺める。
自動車での通行可能。

天端を眺める。

左岸に設置されている取水塔。
ここから取水された水は約1.5km離れた場所にある倉沢発電所に送水され、最大22m3/sの水量を用いて13,600kWの電気を生み出している。

ゲート機械室のデザインが和風。
塔の前に鳥居を立てたい。

ダム湖側より堤体を眺める。

非常用洪水吐のアップ。
呑口が曲線で構成されている。

天端よりゲート越しに直下を眺める。
ゲートが心なしか薄いように見えた。

減勢工を眺める。
導流壁の外側も池になっている不思議さ。

下流の様子。

導流壁などのコンクリートはだいぶ傷ついていた。

右岸より堤体を眺める。
取水塔、インクライン、ダム管理所が見える。

天端よりダム湖を眺める。
水位はだいぶ低い。

ダム管理所。

直下より堤体を眺める。
どうしても木が入ってしまい、ベストショットが撮れなかった。

コンジットゲートから放流中。


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スペック

ダム名荒沢(あらさわ)ダム
ダム型式重力式コンクリート
河川名/水系名赤川/赤川水系
所在地山形県鶴岡市荒沢字狩篭
位置北緯38度30分26秒 東経139度46分59秒
着工年/完成年1949年/1955年
用途洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/発電
堤高63.0m
堤頂長195.5m
堤体積156,000立方m
流域面積162平方km
湛水面積189ha
総貯水容量41,420,000立方m
有効貯水容量30,870,000立方m
ダム湖名荒沢湖(あらさわこ)
管理山形県
本体施工者熊谷組

水位

設計洪水位
洪水時最高水位(サーチャージ水位)
平常時最高水位(常時満水位)EL 254.00m
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)EL 247.00m
最低水位EL 230.00m

放流設備

用途形状サイズ放流能力
非常用洪水吐ローラーゲート2門
常用洪水吐放流管Φ1.2m×1条
発電所使用水量倉沢発電所(山形県)22.00m3/s

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