かんがい用水専用のロックフィルダム。
ひっそりとした雰囲気だが、付近に大型駐車場や観光客ターゲットの蕎麦屋などがあり、観光的に充実している様子。
ダム湖の大きさの割には立派な洪水吐を持ち、その付近には松が植えられている。
景観を意識してのことなのだろうか。
松と自由越流式の洪水吐は、意外とマッチするものだった。
下流右岸より堤体を眺める。
天端を眺める。
未舗装、車両通行不可能。
逆光で思い通りの写真にならなかった。残念。
上流右岸より堤体を眺める。
天端より下流を眺める。
中央の木の奥に、駐車場や蕎麦屋がある。
取水塔を眺める。
赤色が栄えていた。
天端より自由越流式の洪水吐を眺める。
植えられた松がよい雰囲気を醸し出していた。
洪水吐の導流部。
自由越流式の洪水吐。
満水で越流していた。
洪水吐の位置より下流を眺める。
洪水吐と堤体。
天端よりダム湖を眺めるパノラマ写真。
細長いダム湖だった。
スペック
ダム名 | 大郷戸(おおごうと)ダム |
ダム型式 | ロックフィル |
河川名/水系名 | 松本川/利根川水系 |
所在地 | 栃木県芳賀郡益子町山本 |
位置 | 北緯36度24分34秒 東経140度06分13秒 |
着工年/完成年 | 1976年/1986年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 27.7m |
堤頂長 | 150.0m |
堤体積 | 128,000立方m |
流域面積 | 1.6平方km |
湛水面積 | 5ha |
総貯水容量 | 289,000立方m |
有効貯水容量 | 274,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 栃木県 |
本体施工者 | 勝村建設 |
水位
設計洪水位 | EL 148.400m |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 147.100m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 | EL 137.300m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
余水吐 | 自由越流式 | 1門 |
アクセス
宇都宮市街より、国道123号線を茨城方面へ向かう。
鬼怒川を渡り、10kmほど走ると、七井の町に入る。
七井の交差点を右折、今度は国道294号線に入る。
1.5kmほど走ると、国道は右折するが、かまわず直進し、県道41号線に入る。
500mほどで県道は右折しているが、その通りに右折、県道41号線を突き進む。
また500mほど走ると、交差点にさしかかり、県道は左折している。
ここも県道に沿って左折する。
3kmほど走ると、羽黒へ向かう県道との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、羽黒方面へ向かう。
2kmほど走ると、右手に大郷戸の里の看板が現れる。
この看板の指示通りに右折。
くねくねした道をぬけ、4kmほど走ると、目の前に堤体があらわれる。
天端横に駐車場があるので、こちらに車をとめて見学するとよいだろう。
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