山梨県所有の多目的ダム。
洪水調節や上水道、発電等の目的がある。
国道沿いにあるダムなので、多くの観光客が訪れている様子がうかがえる。
私はこのダムを訪問する時はいつも、天候が悪かったり、写真も写せないような暗さだったりする。
かれこれもう5回ほど訪問したが、その都度写真を撮っている。
しかし、良い写真が無いので、アップは控えていた。
本日の取材時も悪天候だったが、多少ましな写真が撮れたため、掲載させていただいた。
下流より洪水吐の導流部を眺める。
奥にゲート支柱が見える。
下流より堤体を眺める。
この左側に洪水吐の導流部がある。
天端を眺める。
自動車通行止。
中央奥に管理所、その右に洪水吐のゲートが見える。
洪水吐。
左に常用洪水吐のローラーゲートが2門。
中央に自由越流式の非常用洪水吐が見える。
インクライン。
小さなものだった。
天端より下流を眺める
左に発電所が見える。
天端よりダム湖を眺める。
縦長のダム湖だ。
中央に、発電用の取水塔が見える。
洪水吐の導流部。
あの先で、ストンと滑り台状になる。
常用洪水吐はローラーゲートが2門。
自由越流式の非常用洪水吐。
スペック
ダム名 | 広瀬(ひろせ)ダム |
ダム型式 | ロックフィル |
河川名/水系名 | 笛吹川/富士川水系 |
所在地 | 山梨県山梨市三富川浦字広瀬 |
位置 | 北緯35度50分22秒 東経138度45分49秒 |
着工年/完成年 | 1965年/1974年 |
用途 | 洪水調節、農地防災/かんがい用水/上水道用水/発電 |
堤高 | 75.0m |
堤頂長 | 255.0m |
堤体積 | 1,400,000立方m |
流域面積 | 76.6平方km |
湛水面積 | 55ha |
総貯水容量 | 14,300,000立方m |
有効貯水容量 | 11,350,000立方m |
ダム湖名 | 広瀬湖(ひろせこ) |
管理 | 山梨県 |
本体施工者 | 間組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | EL 1056.0m |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 1054.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 1048.0m(6月15日~7月31日・10月1日~10月15日) |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | EL 1043.0m(8月1日~9月30日) |
最低水位 | EL 1026.0m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
非常用洪水吐 | 自由越流式 | ||
常用洪水吐 | ローラーゲート | W6.525m×H15.6m×2門 | 1,380m3/s |
利水放流設備 | ホロージェットバルブ | Φ0.80m×1門 | 7.5m3/s |
取水設備 | シリンダーゲート(表面3m越流取水)5段 | H2.4m×B2.4m×1門 | |
発電所使用水量 | 広瀬発電所(山梨県) | 7.50m3/s | |
発電所使用水量 | 天科発電所(山梨県) | 7.60m3/s | |
発電所使用水量 | 柚ノ木発電所(山梨県) | 8.50m3/s |
アクセス
中央自動車道勝沼ICから国道20号線を諏訪方面へ走る。
2kmほど走ると、雁坂トンネルへの標識が現れる。
この標識通りに右折、あとはこの標識通りに、雁坂トンネルへ向け進めばよい。
途中、ルートは左折したり右折したりするが、標識に従うのみである。
高速ワインディングを走っていると、左手にロックフィルの堤体が見えてくる。
そう、ここが広瀬ダムだ。
駐車場があるので、こちらに車をとめて見学すると良いだろう。
コメント
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