関西電力(株)所有の発電専用のダム。
堤体を望める場所が無いため、欲求不満になるが、無理をすれば下流から堤体正面を見渡せる。
クレスト部に、黒色のラジアルゲートを3門備えているところが関西電力(株)らしい。
ゲートをよく見ると、左側のゲートがやけに大きい。これはあとから増設されたとのこと。
また、写真には写っていないが、右側に流掃門(漢字が合っているか自信なし)というゲートがある。
これは、ダム湖表面に浮遊しているゴミを下流に流すためのゲートらしい。
ダム湖はひっそりと佇み、不気味な雰囲気さえ感じさせる。
下流より堤体を眺める。
クレストゲートはラジアルゲート3門。
左の大きな3号ラジアルゲートは増設されたものらしい。
ダム湖。ひっそりと佇んでいた。
何か、もの悲しさを感じさせる風景。
堤体に近づこうとすると立入禁止だった。
残念・・・??
スペック
ダム名 | 王滝川(おおたきがわ)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 王滝川/木曾川水系 |
所在地 | 長野県木曽郡王滝村字滝越マキハナ |
位置 | 北緯35度48分25秒 東経137度27分22秒 |
着工年/完成年 | /1948年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 18.2m |
堤頂長 | 80.0m |
堤体積 | 10,000立方m |
流域面積 | 114.2平方km |
湛水面積 | 12ha |
総貯水容量 | 589,000立方m |
有効貯水容量 | 209,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 関西電力(株) |
本体施工者 | 間組 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 3門 | |
発電所使用水量 | 御岳発電所 | 34.4m3/s |
アクセス
中央自動車道中津川ICより、国道19号線を北上、木曽福島方面へ走ること約40km。
木曽福島町に入るとすぐに、元橋という交差点にさしかかる。
この交差点を左折、進路を王滝方面へとる。
10kmほど走ると、左手に牧尾ダムが見えてくる。
時間があればこちらを見学すると良いだろう。
さらに進むこと8km。
道はだんだんと狭くなってくる。
懲りずに突き進む。
3kmほど走ると、王滝川ダムの標識が現れる。
この標識通りに左折すると、すぐに行き止まりになる。
ここに車を停めて、ガードレールの隙間から川に下りる。
よくよく見ると、草が踏まれた跡があるはずなので分かるだろう。
3分ほど歩くと河原に到着する。
この河原からはダムがよく見える。
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