ダムカレー発祥の地を訪れてみませんか
どこですか?

大雪ダム

北海道

北海道開発局所有の多目的ダム。
治水の他、上水道用水およびかんがい用水の確保、北海道電力による発電などをおこなっている。
堤体は綺麗な芝がはられたロックフィルダムで、ゴツゴツしたイメージはなく、周囲の環境にマッチしていてとても美しい。
周囲を見渡せば、大雪山系の山々に囲まれ自然がとても豊か。
国道39号線と国道273号線の分岐点で、交通量が多いにもかかわらず、取材時にダムサイトで鹿の親子を見ることができた。
ただ、天端が国道273号線になっており、交通量がかなり多いので、落ち着いてダム見学をする事ができないのが難点だろうか。


ダム湖側より堤体を眺める。
下流側のみならず、上流側にも芝生がはられている。
右に取水塔が見える。

右岸に設置してあるインクラインのレール。
ジェットコースターの軌道の様でついつい写真に撮ってしまった。

取水塔と放流設備。
非常用洪水吐はラジアルゲートが2門。
その間の下方に常用洪水吐のラジアルゲートが見える。

ゲートのアップ。

非常用洪水吐ゲートの上方に切れ込みがあった。

非常用洪水吐ゲートを下流より眺める。

天端は国道273号線になっている。

天端より下流を眺める。

減勢工のアップ。

中央の建物は大雪発電所と思われる。

右岸側より堤体を眺める。
ロックフィルのくせに芝生張り。

天端よりダム湖を眺める。


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スペック

ダム名大雪(たいせつ)ダム
ダム型式ロックフィル
河川名/水系名石狩川/石狩川水系
所在地北海道上川郡上川町字層雲峡大学平
位置北緯43度40分35秒 東経143度02分12秒
着工年/完成年1965年/1975年
用途洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/かんがい用水/上水道用水/発電
堤高86.5m
堤頂長440.0m
堤体積3,874,000立方m
流域面積291.6平方km
湛水面積292ha
総貯水容量66,000,000立方m
有効貯水容量54,700,000立方m
ダム湖名大雪湖(たいせつこ)
管理北海道開発局
本体施工者鹿島・清水・大林組

水位

設計洪水位
洪水時最高水位(サーチャージ水位)
平常時最高水位(常時満水位)EL 807.5m
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)
最低水位EL 774.2m

放流設備

用途形状サイズ放流能力
非常用洪水吐ラジアルゲートW10.00m×H12.00m×2門1,300m3/s
常用洪水吐ラジアルゲートW4.0m×H4.0m×1門200m3/s
常用洪水吐ホロージェットバルブΦ1.5mm×1条31.2m3/s
発電所使用水量大雪発電所(北海道電力)31.2m3/s

アクセス

愛別上川道路上川層雲峡ICより、国道39号線を層雲峡方面へ直進。
層雲峡を抜け、9kmほど走ると大雪ダムに到着する。
ダム管理所に駐車場があるので、こちらへ車を停めて見学するとよいだろう。


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