かんがい用水専用のアースダム。
このクラスのアースダムらしからぬ洪水吐の導流部を持っているのが特徴的。
アースダムはあまり華やかではないが、このダムはそんな印象を受けなかった。
導流部がよい演出をしているのだろうか。
※(一般)日本ダム協会の調査にて、ダムではなく堰と判断されました。
下流より堤体を眺める。
アースダムにはふさわしくない造りの
余水吐の導流部が素敵。
余水吐の導流部のアップ。
小さなアースダムらしくない余水吐。
導流部の吐口部分。
左上にあるトンネルの出口のようなものは
何なのだろうか。
天端を眺める。
奥に行こうと思ったが、洪水吐を渡らねばならず断念した。
余水吐を眺める。
満水ではなかった。
上記の写真の下流側。
天端より下流を眺める。
減勢工はなかった。
千葉県のアースダムでよく見かける取水設備。
どんな仕組みなのだろうか。
上流左岸より堤体を眺める。
ひっそりとした湖、堤体だった。
ダム湖を眺めるパノラマ写真。
湖面は鏡のようだった。
スペック
ダム名 | 川谷堰(かわやつぜき)ダム |
ダム型式 | アース |
河川名/水系名 | 川谷川/加茂川水系 |
所在地 | 千葉県鴨川市成川 |
位置 | 北緯35度09分03秒 東経140度02分09秒 |
着工年/完成年 | /1927年 |
用途 | かんがい用水 |
堤高 | 15.2m |
堤頂長 | 65.8m |
堤体積 | 25,000立方m |
流域面積 | 0.1平方km |
湛水面積 | 2ha |
総貯水容量 | 82,000立方m |
有効貯水容量 | 82,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 主基土地改良区 |
本体施工者 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
アクセス
付近に高速道路が通っていないので、近くにある南堰ダムからのアクセスを記載させてもらう。
南堰ダムより、県道34号線に向かうように道を北上する。
そして、県道34号線を右折、鴨川方面へ向かう。
一つ目の信号を左折。
すぐに道は90度左カーブする。
カーブを抜け、一つ目の右道に入る。
300mほど走ると、左に分かれる道があるので、ここを左折。
あとは道なりに走るだけである。
1.5kmほど走ると、左手に堤体が見えてくる。
天端付近が広くなっているので、ここに車をとめて見学するとよいだろう。
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