信濃川水系犀川にかかる、東京電力(株)所有の発電専用ダム。
洪水吐は8門のラジアルゲートで、天端全てを埋め尽くしている。
左岸側の堤体付近に、非常に大きな発電用の取水口があり、その取水ゲートもダム並みに大きかった。
ここでは最大140m3/s取水され、下流の発電所に送られる。
ダム湖側左岸より堤体を眺める。
クレスト部はラジアルゲートが8門。
ちょっと近づいてみました。
手前のレールと車は、発電用取水口のゲート掃除用のもの。
天端を眺める。
徒歩での通行可能。
天端より直下を眺める。
天端より下流を眺める。
放流していたので水量が多かった。
天端よりダム湖を眺める。
雨が続いている天候なので、水は濁っていた。
左岸になる発電用取水口のゲート。
かなりの大きさと水量だった。
スペック
ダム名 | 笹平(ささだいら)ダム |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
河川名/水系名 | 犀川/信濃川水系 |
所在地 | 長野県長野市七二会字舟場 |
位置 | 北緯36度36分26秒 東経138度04分56秒 |
着工年/完成年 | 1952年/1954年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 19.3m |
堤頂長 | 113.3m |
堤体積 | 22,000立方m |
流域面積 | 2,760平方km |
湛水面積 | 60ha |
総貯水容量 | 2,755,000立方m |
有効貯水容量 | 493,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 大成建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 | ラジアルゲート | 8門 |
アクセス
上信越自動車道長野ICを出て、県道を長野市街へ向けて走る。
松代大橋を渡り、1.5kmほど走ると、国道18号線の交差点にさしかかる。
この交差点は、かまわず通過する。
先ほどの交差点より1.5kmほど走ると、今度は国道19号線との交差点にさしかかる。
こく交差点は左折、国道19号線に入る。
やがて右手に犀川が見え始め、併走するようになる。
するとすぐに、右側に小田切ダムが見えてくる。
時間があればこの小田切ダムの見学もするとよいだろう。
さて、ここからが要注意。
3kmほどそのまま直進する。
明治橋という橋を渡り、500mほど走るとトンネルに入る。
そのトンネルの手前の道を左折、川に沿った道を選択する。
やがて右手に小さな郵便局が見える。
ここら辺を左折。川方面へと下る。
すると、左手に笹平らダムが見えてくる。
ダム近辺の道には金網の門などがあるが、開いていればかまわず直進する。
特に立入禁止ではないらしい。
どん詰まりの所に車をとめ見学すると良いだろう。
また、この先は水内ダムなどもあるので、こちらの見学もあわせておすすめする。
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