東京電力(株)所有の発電専用ダム。
アスファルトフェイシングフィルという珍しい型式。
ダム湖側にアスファルトが吹き付けられ、これによって遮水しているという。
このダムの水は、中津川の支流である雑魚川より取水されている。
また、放流先は、お隣にある穴藤ダムのすぐ下流に位置している、中津川第一水力発電所に導かれ、中津川に放流する。
このダムの洪水吐や取水口を探したが、見あたらなかった。
無いわけはないのだが、探し方が悪かったのだろうか。残念な思いだ。
田中様から、このダムの発電用取水口は、ダムの湖底にあるとの情報をいただきました。(2006年3月6日追記)
天端を眺める。
残念ながら立入禁止だった。
アスファルトフェイシングだけあり、天端もアスファルトだった。
天端と下流部。
下流部はロックフィルダムの様。
下流左岸より堤体を眺める。
黒い石が印象的。
堤体のアップ。
ダム湖より堤体を眺める。
アスファルトが黒く輝いている。
堤体のアップ。
普段見慣れない堤体なので違和感を感じる。
流入口。
上流の雑魚川から導かれている。
流入口の先にある水路。
左はダム湖なのだろうか。
ダム湖を眺める。
水位が低いのだろうか。
スペック
ダム名 | 高野山(こうのやま)ダム |
ダム型式 | アスファルトフェイシング |
河川名/水系名 | 中津川/信濃川水系 |
所在地 | 新潟県中魚沼郡津南町 |
位置 | 北緯36度56分38秒 東経138度38分14秒 |
着工年/完成年 | 1968年/1971年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 33.0m |
堤頂長 | 380.0m |
堤体積 | 325,000立方m |
流域面積 | 218.8平方km |
湛水面積 | 7ha |
総貯水容量 | 560,000立方m |
有効貯水容量 | 560,000立方m |
ダム湖名 | |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 佐藤工業・世紀建設 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | – |
平常時最高水位(常時満水位) | |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 |
アクセス
付近にある城原ダムからのアクセス方法を記載させてもらう。
城原ダムの駐車場を出てすぐに左折、そして1本目の道を左折。
城原ダム湖を回り込むルートを取る。
そのまま約1.5kmほど進むと、道はT字路にさしかかる。
このT字路を右折。
4kmほど走ると左側に未舗装の道があらわれる。
Uターンして入る様なかたちの道だ。
ちょっと分かりづらいかもしれないので、注意して進むべし。 この未舗装の道を進む。
300mほど走ると、高野山ダムに到着する。
駐車できるスペースがあるので、ここに車をとめて見学すると良いだろう。
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