ダムカレー発祥の地を訪れてみませんか
どこですか?

久瀬ダム

岐阜県

中部電力(株)所有の発電専用ダム。
中部電力(株)らしく、クレスト部には真紅のラジアルゲートを4門備えている。
このダムより最大58m3/sの水が取水され、約2.5km下流にある久瀬発電所にて17,000kWの電力を生み出す。
このダムは、噂によると、一番右のゲートから常に放流しているとの事。
これは河川維持放流ということなのか。
堤体の下流側には、国道の橋が架かっており、ここから良いアングルでダムを撮影する事ができる。
ただし、ダム側には歩道がないので、注意して見学して欲しい。


下流左岸より堤体を眺める。
左側のゲートより放流中。
噂によると、このダムはいつも放流しているらしい。

下流正面より堤体を眺める。
中部電力(株)のダムは真紅のゲートが多い。

堤体をよく見ると、コンクリートを埋めた痕を発見。
建設時の仮排水口だったのだろうか。

ゲートの右には、滑り台の様なものがついていた。
流木を流すための設備だろうか。

下流左岸側には桜の木が植えられていた。
発電用ダムにしては珍しい心遣い。

ダム湖側より堤体を撮影。

発電用の取水口。
最大58.00m3/sの水が取水され、久瀬発電所へと導かれる。

ダム湖の様子。
水はエメラルドグリーン。
すぐ上流に中空重力式の横山ダムがある。

下流の様子。
放流しているのに、水流を感じなかった。
ちなみに、すぐ下流には、中部電力(株)の西平ダムがある。


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スペック

ダム名久瀬(くぜ)ダム
ダム型式重力式コンクリート
河川名/水系名揖斐川/木曾川水系
所在地岐阜県揖斐郡揖斐川町
位置北緯35度33分42秒 東経136度30分07秒
着工年/完成年1951年/1953年
用途発電
堤高34.0m
堤頂長103.3m
堤体積44,000立方m
流域面積512.2平方km
湛水面積36ha
総貯水容量4,631,000立方m
有効貯水容量1,002,000立方m
ダム湖名 
管理中部電力(株)
本体施工者大和建設

水位

設計洪水位
洪水時最高水位(サーチャージ水位)
平常時最高水位(常時満水位)
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位)
最低水位

放流設備

用途形状サイズ放流能力
洪水吐ラジアルゲート4門
発電所使用水量久瀬発電所 58.00m3/s

アクセス

名神高速道路大垣ICより、国道258号線を北上、大垣市街へ向けて走る。
6.73kmほど走ると、国道21号線との交差点にさしかかる。
この交差点を左折、国道21号線を関ヶ原方面へ走る。
1.57kmほど走ると、国道21号線と国道417号線が分岐する、「河間」という交差点にさしかかる。
ここは右折、国道417号線を選択する。
そのまま、国道417号線を13.6km走ると、「上新町」という交差点にさしかかる。
ここは左折、国道303号線に入る。
11.73km走ると、右手に久瀬ダムが見える橋を渡る。
その橋の手前に、久瀬ダムへ続く道が右にあるので、その小道に車を停めて見学するとよいだろう。
なお、下流には西平ダム、上流には中空重力式の横山ダムがあるので、これらのダムも合わせて見学する事をおすすめする。


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