ひっそりと山奥に佇むダム。
休日だというのにダムの工事ということで、ダム近辺には近づけなかった。
霧がかっていたので、たとえ堤体に登れたとしても、良い写真を撮ることができなかっただろう。
このダムは、隣の今市ダムと揚水発電をしている。
105万kwの発電量で、主に東京方面へ送電しているという。
未確認情報だが、ダム工事関係者の話によると、日本初の工法を用いているという。
ロックフィルの栗山ダム。
霧がかって幻想的。
トイレとダム。
スペック
ダム名 | 栗山(くりやま)ダム |
ダム型式 | センターコア型ロックフィル |
河川名/水系名 | ネベ沢川/利根川水系 |
所在地 | 栃木県日光市佐下郡字平田ヶ嶽 |
位置 | 北緯36度51分08秒 東経139度39分10秒 |
着工年/完成年 | 1979年/1988年 |
用途 | 発電 |
堤高 | 97.5m |
堤頂長 | 340.0m |
堤体積 | 2,517,000立方m |
流域面積 | 0.9平方km |
湛水面積 | 32ha |
総貯水容量 | 7,070,000立方m |
有効貯水容量 | 6,200,000立方m |
ダム湖名 | 栗山調整池(くりやまちょうせいち) |
管理 | 東京電力(株) |
本体施工者 | 前田建設・日本国土開発 |
水位
設計洪水位 | |
洪水時最高水位(サーチャージ水位) | |
平常時最高水位(常時満水位) | EL 1090.0m |
洪水貯留準備水位(洪水期制限水位) | – |
最低水位 | EL 1063.0m |
放流設備
用途 | 形状 | サイズ | 放流能力 |
---|---|---|---|
洪水吐 |
アクセス
川治ダムより県道152号線を川俣方面へひた走る。
8kmほど走ると、東京電力等の看板が出てくるので、その交差点を左折。
林道のような峠道を抜け、門を開き、
牛の攻撃をかわし、暗いトンネルに電気をつけると、
左側に巨大なロックフィルが現れる。
ここから先にも行けそうだが、取材日は工事中とのことで通行止(?)
後日、隙を見て堤体上にも侵入を試みたい。
(通行止の道を突き進んだ訳ではありません)
このダムから先は道はなく、引き返すしかない。
県道に戻り、さらに奥の黒部ダム・川俣ダムを見学するとよいだろう。
道的には土砂崩れのため通行止が多い箇所なので、
事前に災害情報をえたほうが良いだろう。
コメント
[…] 栗山ダムへ向かう途中の出来事。突然目の前にゲートが現れた。ここまで来て通行止めか・・・と思ったら、「牛を放牧中に付き、必ずゲートを閉じて下さい」と書いてある。早速ゲートを開けて出発進行! […]